誰を仕事仲間にするのか

仕事の仲間を増やすときに、気をつけることとしては、自分が理想とする生き方や理想とする働き方をしている人と仲良くすることだ。まずそういう人と出会う機会を増やして、その中で「この人は!」と思う人とどう仲良くしていくかが最初の考えどころなのだ。たいていは「できる人」は忙しいし、時間に余裕があると思えたとしても、自分のために時間をとってもらうことは貴重なリソースを自分に向けてもらっているという意識が必要だから。時間をかけてお付き合いさせてもらえるようになったとしたら、それを大事にすること。自分の周囲の平均年収が自分の年収になる、というのはよく知られた話。だから誰と付き合うかがとても大事になるのだ。

同業者を仕事のパートナーにする危険性

自分は出版の世界でそういう人はほんの少数しか見つけられなかった。働き方としても生き方としても。そこに不安を感じてクルマ業界に入ったのだけど、そこで本当によい仲間と出会えたのは幸運としかいいようがない。出版の世界に不満を持っていた人たちと「新しいことを何かをやろう」と言ったところで、大きな変化はないのは当然。軽貨物を不満をもちながらやっていた人が、同業の配偶者とともに「夢のある仕事の探索」をしたところで迷走する確率が高い。伴侶としてはいいかもしれないけれど、仕事仲間も選ぶべきなのだ。

自分が理想とする人はどこにいるのか

自分が理想とする人はどこにいるのか。それは日々、世界や社会、自分の身の回りに好奇心をもっていることが必要。そういう気持ちで外に出てみると、自分の経験にはない素晴らしい経験をしている人と出会うはず。そういう人とどれだけ中身のある会話ができるのかが、人生を決めると言っても過言ではない。一人でやれる仕事は気楽だけど、その働き方は気楽さを第一優先におく人だけが目標とするものだ。たいていは大きな事業、より多くの収入という欲望があるはず。それを体現している人は誰なのかを探し続ける必要があるのだ。

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