ダイハツ不正問題から考える:情報リテラシーの高め方
2024/01/08。連休最終日。朝はいつものようにカフェで仕事。朝の2時間は本当に効率があがる。やることがサクサク終わる感じ。電話やLINEが少ないのと、パソコンだけもってやれることをやれる環境がよいのだと思う。
今年のオークションは明日から開催される。ダイハツ車がどういう値動きをするか要チェックだ。12月に伺ったお客さまのお宅にダイハツ車があり、だいぶ心配されていた。問題になっていることは何なのか、自分の車は対象車になっているのか、もしそうだった場合どういう対応をとればいいのか、に分けて考えることが大事かなと。マスコミの情報を精査せず飲み込むと「ダイハツ車にとって悪いニュース」「この(ダイハツ)車、もうだめよね」みたいなことを感じることになる。マスコミ(日刊ゲンダイDigital)はここぞとばかり、こんな記事を出している。締めの言葉はこんな感じの紋切り型の文章。「確かにダイハツの代わりは、100%ではないにせよ、ある。とはいえ、切磋琢磨する競合相手がいないのはユーザーからみても不幸だ。つくづくダイハツの適切な再生を願う次第である」。ダイハツの不正はもちろんNGだけど、なんか品がない記事だなと思う。不安を感じている人を安心させる記事ではなく、このように煽る記事にクリックが集まるのだろうけれど。
今、ダイハツの代わりに買うべきクルマ(1)タントの代わりに買うなら何を選ぶべき?(小沢コージ)
ネット上からの情報収集が圧倒的に多くなるにつれて、その質の「玉石混交度合い」はどんどん増している。だからといって、アナログな媒体を信じるべき、ということでもない。自分が情報を取りに行かなければならない。
ダイハツ問題で言えば、とりあえず、国土交通省のこのリリースに目を通すことが必須。メディアもここから情報をとっている。むしろ、これだけを読んで、ディーラーに問い合わせをするので十分だと思う。なんならでディーラーに言って、直接聞いてみるのがよい。それを繰り返せば、この問題に対して正しい判断、納得のいく判断ができると思う。自分で情報を取りに行くこと。ネットメディアが発達すればするほど、自分で足を動かすことが必要になってきている。ただ1次情報にアクセスできるのはありがたい。ここからどう判断材料を取りに行くかが問われている時代だと思っている。
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