買取業に向く人・向かない人

2024/02/24。昨日の商談は、販売の件だった。お客さんに紹介していただいた。初めて車を買うとかで、いろいろ質問があり。まだまだ警戒されている感じあり。

我々のしごとは営業マインドが7割だと思っている。未経験でも営業経験があれば、わりと立ち上がりは早い。逆に車のことをよく知っていても、職人気質だとちょっと難しいかもしれない。お客さんのお役にたてるという意識をもてるかどうかだ。あとは単価の高い商品のやりとりに慣れることが必要かもしれないと思う。

先日、説明会をした人は不動産業に従事している人だった。30年ぐらいやっているので、そろそろ好きなことをやりたい、とのこと。「不動産はすきじゃないんですよね」。ただ、30代のころに、昨日仕入れた物件が、チラシ1枚で、即、倍ぐらいの金額で売れた経験があり、そのときに、夢がある仕事だと思った、と言っていた。モノの価値とか、お客さんのニーズに答えることとか、営業マインドの作り方みたいなことをいろいろ考えるという。なので、車のしごともちょっと似ていると思うんですよね、と。こういう感覚をもった経験者は強いと思う。さらに言えば、この人は、競合の会社の説明会も受けたけれど「??」だった、という。似たようなビジネスだからこそ、相性が大事なのだ。逆もあるということ。一喜一憂はしていられない。

逆に、時間や作業を売ることで、報酬をもらっている人はちょっと最初のハードルが高いと思う。たとえば、ハウスクリーニングの人とか、軽貨物の人とか。「労働すれば確実に報酬がもらえる」という職種だ。それがいいとか悪いとか言っているのではなく、買取業に向くかどうかの話だ。買取業は営業のしごとなので、もらえる報酬が決まっていることで安心する人はちょっと難しいということだ。人の可能性を否定するわけではないけれど、できそうもない人にはできるとは言わない、というのは、加盟後の対応を考えたら大事なことだと思う。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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