車の売却に時期によっていかに変わるか?
4月に入って2日目です。気温も上がり、近くの桜も咲き始め、春本番になってきました。車業界は3月までの繁忙期を終えて、新たな年度に入りました。
そんなときに、売却するは得なのか?そうではないのか?という質問をいただくことがあります。今日はそのことについてお話します。
例年4月は閑散期と言われているけれど
車業界は4月1日の所有者に自動車税が課税される関係で、「年」ではなく「年度」で動いています。
固定資産税は1月1日なので、「車も同じじゃないの?」と勘違いされる方が結構いらっしゃいますが。。つまり、今は現時点は「新しい年度が始まったばかり」ということになります。
こんな時期に車を売るのは得なのか、どうなのか?というのは気になるところだとは思います。例年は閑散期と言われています。つまり車を売買が減る時期です。買う人が少なければ相場が下がるのは当然です。
外国人バイヤーなどは「これからが安くていい車両がでるはず」と戦々恐々です。基本的にこの動きが毎年繰り返されています。相場は、需要と供給のバランスによって決定されるのはいうまでもないことです。ただ、需給のバランスだけで決まるだけではありません。
相場はいかに決定されるか
次に考えるべきは「為替」です。円高よりも円安のほうが輸出しやすくなります。今年は、円安が進行しているのは皆さんご存知のとおりだと思います。
円相場が1ドル=140円から1ドル=155円になれば、輸出業者は1割以上も利益が増えるわけです。海外バイヤーの動きが活発となり、これが今年の相場が高値で推移しているいちばんの要因だと言えます。
今日の相場を見ていると、去年の繁忙期よりも年度があけてからのほうが高く売買されている車はたくさんあります。1年という時間が経っているにもかかわらず、です。
「高く売る」という幻想と現実
詳細を伝えるには細かい実例をもとにお話しなければいけないのですが、まずはこういう事情があるということを知っておいてほしいのです。業者は「今が買い換えするチャンス」と常にいいます^^;
それは車業者も不動産業者も同じですね。ポジショントークというヤツです^^「高く売れた」と思うのは、そう思わされたからかもしれませんし、そもそも高い・安いの判断基準は何なのか?という根本的な疑問にもぶつかります。
業者の言葉を受け止め、幻想を見続けるのもいいですし、価格のメカニズムのような現実をきちっと知ろうとするのもいいことです。すべてオーナーさんの生き様が現れているなと思うのです。そもそも発送として、、高く売れるから次の車を買い換えを考えるというのは、ちょっと違うかなとも思ったりもします。
まとめ
車を売却する理由は「税金など余計な経費をかけたくないから」「燃費がよく、エコな車に乗りたいから」「より魅力的な車が発売されたから」など人それぞれ。生活のインフラとして、大人の趣味として、ステータスを表現するツールとして、オーナーさんの車に対する見方・考え方が見え隠れするものでもあります。相場を追う仕事は大変でもありますが、そういうことを教えてくれる業者とのネットワークが作れれば余計な情報に惑わされずに済むのも事実なのです。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(0705455708)
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