【知って得する】一括査定を賢くする利用するための3つの心得

車を売ろうとするときにもっとも手軽なのが、一括査定サイトを使うことです。

パソコンやスマホで業者が何社も呼べるので使いたくなるのもうなずけます。その手のサイトはいくつもあり、各社とも広告をかけたり、SEO対策をしながら、検索順位を上のほうにしようと躍起になっています。便利ですが、デメリットもあります。

そのデメリットを避けるための3つのマインドを紹介します。

①電話がかかってくることは避けられないと心得る

一括査定サイトに登録している業者は、その情報を買っています。サイトの運営側は情報を売ることがビジネスなので、ユーザー側は無料で気軽に個人情報や車両情報を入力してもらうことが、サイト設計に求められています。

「目安だけ知りたかったのに、なんでこんなに電話がかかってくるの???」という困惑はお客さんからよく聞かれます。が、情報商売だと考えれば、この仕組みは当然とも言えます。引っ越しもつもりや保険の見積もりなども同じ仕組みですね。

業者は情報を買うことで、見込み客にアプローチできるのです。サイト運営者もビジネス、買取店もビジネス、と考えれば、入手した情報をフル活用したくなるのは当然のことです。ちょっと便利そうだから、というユーザーの気持ちとは裏腹にガチな営業電話が飛び込んでくるわけです。8社とか10社とかが1件の情報を買っているわけです。

これはこの手を使う以上、電話が大量にかかってくることは仕方がないことと受け入れましょう。というよりも、情報を売り渡しているという自覚が必要とも言えます。この自覚がある人は、電話での対応に余裕が感じられるのです。

②目安は簡単に出せないものと心得る

業者は実車査定をすることで中古車相場を見ながら査定額を出すことができます。

「電話で目安だけ知りたいのに、どの業者も来たがって」という声もよく聞きます。手軽に済ませたいのもわかりますが、そいういう人は「どうせ売ってくれないよね」と業者が考えるのも事実です。

そう考えると業者はどういう対応になるでしょうか?まったく役に立たない大きな幅の数字を出すだけになります。たとえば、120万円〜160万円のような感じ。それだったら意味がないよ、とお思いかもしれませんが、それだけ業者にちゃんと向き合ってもらえていないということを自覚すべきです。

もっと大事な話をすると、電話で目安を話すと、「最低120万円では売れるんですよね」みたいな会話が続くことも多いです。「いやいや、目安ですから」と言っても、その数字だけが独り歩きして、買取金額として認識されることになるわけです。

そして実際に査定をしたときに、その数字を下回ることなどあれば、「安い業者」「買い叩く業者」みたいに思ってしまうことも多いのです。目安を出すことは、業者にとって、リスクのあることだし、勇気のいることだ、という認識をもつことも必要だと思います。

③数ある中から相性のあう業者を見つけると心得る

ビジネスはwin-winの関係を築くことから始まります。クリックひとつで、多くの業者が動きます。ユーザー側と業者側の間には気持ちの上で大きな隔たりがあるのも無理はないかなと思います。ウェブ上にいかに高く売るかについてのノウハウがアップされていますが、それも承知で動いているわけです。「この会社でない」「この会社も今ひとつ」と言っているうちに、当初は何社も電話がかかってきたけれど、最終的にはどこからも声がかからず、満足いく売却ができない人も多いのです。お金が動くことなので、やっぱりwin-winの関係が大事と思っておいて損はないかなと思います。相性のあう業者が見つかれば、長い目で見れば、一括査定を使い続けるよりよっぽどラクして高く売れるものなのです。

まとめ

再度まとめると心得るべき点は以下の3つです。

①電話がかかってくることは避けられないと心得る

②目安は簡単に出せないものと心得る

③数ある中から相性のあう業者を見つけると心得る

ウェブ上にはユーザー目線の記事が多いので、あえて業者の立場から書いてみました。参考になれば幸いです。

編集後記

昨日はリピーターさんの車の引取。中小企業のオーナーさんだけど、いつも決断が早く、「この車とこの車の金額出して」とのご用命。金額を伝えると、「これは売るけど、これは持っておくわ」「売る車の書類はあるから」との返事。話が早すぎます。時間をかけないことは自身のためだそう。こちらにも大助かりですけど。「お互い忙しいからね、サクっとやりましょう」と。ありがたい話です。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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