【車買取】買取業者に必要なマインド３選

買取業というのは、中古のものに値段をつけて、納得して売ってもらう、という仕事です。売り先は、オークションであることも多いです。ということは、いくらで売れかわからないのに、買う金額を自分が決めるということになります。だからこそ相場を読むことが大事なのですが、それにしても、売る金額を自分が決められないことになります。

「これはいくらで売れるのか」

「そんなんだったら、販売すればいいじゃん？」という声が聞こえてきそうですが、自分で金額を決めて、販売したとしても、いつ売れるかわかりません。メルカリでものを販売しても、いつ売れるかわらない、というのは多くの人が経験していることだと思います。

「これはいつ売れるのか？」

買取業は「いくらで売れるか」、販売は「いつ売れるか」「どれだけ売れるか」がどんなビジネスでも大きな問いなわけです。それがわかったら、なんの苦労も心配もない。逆を言えば、商売している人は、日々その不確定要素と戦っているわけです。

心を動かした結果が価値

ただ、いくら、いつ、どれだけ、は結果でしかありません。人（＝お客さん）の心が動いた結果なのです。買取業界にはよくいそうな気がしますが、「相手を損させることで自分の利益が得られる」と思っていたら、そもそもお客さんの心を動かせないのです。どうすれば心を動かせるのでしょうか？

相手の心を動かすための３つの問い

「①相手は何を求めているか？②自分の価値提供できることは何か？③相手の予想を超えるには？」。この3つの問いを問い続けることでしか心は変えられないと思うのです。日々、人はいろんな商品を買い、いろんなサービスを使い、生活をしています。当然そこにはお金が発生しています。なぜそれをお金を払ってまで買いたい・使いたいと思ったのか、自分はどういうときに心が動くのか、自分自身を観察することから始まると思っています。