【車売却】愛車への思いは誰が汲み取ってくれるのか?
自分は加盟店ですが、本部の仕事もしているので、加盟説明会をしながら、買取をしている、というのが日常になっています。実に多くの人たちにお会いする仕事だなと思います。お会いする人は皆それぞれだと思うものの、なんとく、性格や行動のパターンみたいなものがあるなと感じたりします。接する機会が多くても、人の気持ちを読もうとしないと見えてこないものです。まず人に関心があるか、というところが大きなポイントなのです。
思いを引き継いでくれなさそうだから金額で納得?
買取の場面では多くの業者と一緒に査定をする機会がありますが、皆なんとなくドライなんですよね。眼の前にある車の情報を本社に伝えて、本社から伝えられる金額をお客さんに言うだけ、みたいな感じになっていることも少なくないと思うのです。それでも提示する金額が高ければ、そこに売る、という人もいますが、そうでない人たちもいます。誰に売るか、というのも要素にしている人です。自分が大切に乗ってきた車の思いを引き継いでくれる人がいいなと思うのは当然のことだと思います。ただ、それを感じさせる人が少ないので、金額が高ければいいやと自分自身に言い聞かせているのではないかとも思うのです。
皆、自分のことしか考えないのだけど
売るも売らないも経営者は決断がはやい、とよくここで書きますが、思いを持ってビジネスをしているからこそ、思いを感じてくれる人に売りたい、という傾向が強いとも感じています。ある会社の査定額を他社に伝えることもあります。ある会社の対応が悪かったと、別の会社に伝えるケースもあります。いずれも思いは、もっと上の金額を出してくれよ、という意味です。思うような金額が出なければ見向きにしなくなります。アンフェアな戦いを自ら仕掛けているのですが、自身が仕事で逆の立場になったら、猛烈にクレームをつけそうな人たちです。皆、自分のことが大事だよな、と思いつつ、その状況をやや引いてみてみると、いろんな発見があります。
お互いの思いが通じるのがベスト
車を売る判断基準はその人によるものですけど、誰の車を買いたいかの判断基準はこちらにもあります。お互いが一致したときは、いい関係が築けて長続きするものですが、お客様も業者も金額だけにしかこだわらなくなると、高く売りたい、安く買いたいの思いが交差した、一瞬の出会いで終わるものです。どうせだったら、いい関係でいたいと思うし、ウチはお客さんに恵まれているなと思うのです。
まとめ
昨日査定させてもらった人は、超有名ミュージシャンのバックメンバーを務めている人でした。ドラム。査定の現場なのに、ひとしきり音楽の話で盛り上がりました。こういう出会いが楽しいですね。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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