【車買い替え】「相場が高いから売りどき」は得なのか？

車の買い替えの相談を受けることがあります。「あまり売る気なく、次の車も探していないけれど車検前だから、ちょっと査定してもらおうかな」みたいな問い合わせもあります。今は全体的な相場としては高水準なのですが、それは売るときも高いけれど、買うときも高いことになります。なので、売ると決めたのはいいけれど、次の車を探す段階になると、予算オーバーになる可能性があります。

値落ちする車なのか、そうでない車なのか？

こういうときに考えるべきは、乗っている車が、値下がりが大きい車かそうでもない車なのかを考える必要があります。例えば、BMWの7シリーズを乗っていて、アルファードを探していたとします。今どきは新型のアルファードはなかなか高いです。ようやく落ち着いてきた感がありますが、それでも高値水準です。もう少し時間が経って値段が下がってきた頃に…と思うのは間違いで、その頃には7シリーズも下がっていくのです。買い替えの時の追い金としては増える可能性が高いです。他方、今乗っている車が新型アルファードで次の買いたい車がBMW7シリーズだったとします。アルファードは値落ち幅が少ないので、売却を急ぐ必要はないですし、時間をかけて7シリーズを探すことができて、よいものが見つかったタイミングでアルファードを売却するのでもよいと思われます。

「相場が高いから売りどき」は本当なのか？

つまり、「今は高いから今ウリドキだよね」と考えるのは早計で買い替えの作戦をきちんと立てる必要があります。まして転売ヤーが好んで買う車を欲しい場合は、思ったより費用がかかることがあることに注意をしなければなりません。高く売れるは、買うときも高いのは考えてみれば当たり前のことなのですが、そこまで考えられる人はあまり多くないかもしれません。ホントにリセールを気にする人は、今すぐに売却をして、つなぎの車に乗る、ぐらいのことをふつうにしています。友人が、このパターンなのですが、「同じタイミングで売り買いしていたら意味ないよね、極論だけど」と言っていて、ああ、よくわかっているなと思いました。

まとめ

それを考えると乗り換えって意外と難しいなと思います。毎日使っていなくても、今まで所有している人は、車がない時期があるのはものすごく不便に感じてしまいます。必然的に、同じタイミングになるのです。とはいえ、このケースは中古車から中古車への乗り換えのことであって、次の車が新車であれば、それはまた考え方が変わってくると思います。これはまた別の機会に。

ハッピーカーズ大田田園調布店／有限会社ソーシャルキャピタル　吉田（07054555708）

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