【つながりの仕事術】路肩に車を寄せてボンネットを開けている人に声をかけてみたら

先日の出来事です。夕方ランニングにでかけました。幹線道路に出て走っていたら、前方に停まっているBMWを見かけました。近づくと、ボンネットをあけて、男性の方が中を覗いています。これは故障に違いないと思って、声をかけてみました。すると、チェックランプがついていて消えないと言ってから、それまでの修理歴を伝えてきました。その内容は素人レベルではないなと思って、車関係の人ですか?と聞くと、「メカニックで、これお客さんの車なんで」。なるほどーと思いました。聞けば、今は歳をとって、お店も閉じたけど、かつては店舗とヤードをもっていたと。そこから話が続きました。

近くに住んでいるという親近感

どこにお住まいですか?と聞くと、なんとウチのすぐそばだったのです。たぶん1キロぐらいしか離れていないです。その人が馴染みの飲み屋さんも知っているレベルです。「そこに30年ぐらい住んでいるんで」。一気に距離感が近くなった気がしました。その方も、自分のことを聞いてきます。車関係の仕事をしているとは、いい難いほどの違いですが、「僕の仕事はほぼ営業なんで」といいながら、仕事の内容を伝えておきました。帰り際に、電話番号を交換して分かれました。

飲みに誘ってもらう奇跡

その後、その方から電話がかかってきました。「今日、飲みに来ませんか?」と。初めてお会いしたときに、連絡するのは自分からのほうが多いのですが、今回はその人からかけてくれました。あいにく都合悪く、断ってしまったのですが、ありがたいな、と思うのです。車の話を聞かせてもらえる絶好の機会です。なんというか奇跡的というか。今度は都合のよいときに自分から誘います。誘う方と誘われる方ってなんとなくきまっちゃっている気がするのですが、お互いが誘う関係がいいなと思うのです。

まとめ

ホントにランニング中のまったく予期しない出来事でした。おせっかいかもしれないですが、困っていそうな人たちに声をかけるのは自由です。お役に立てるか状況をみて判断すればよいだけです。その人の役には立てなかったですが、飲みに誘ってもらえるなんて、思い切って声をかけてよかったなと思うのです。

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