【車買取】「大手の買取店に売っても何もならない」の意味と背景
先日の査定でとってもありがたい言葉をいただきました。その言葉は、「大手の買取店に売ったって何にもならないのにね。こっちはもっともっといろんな付き合いがしたいわけで。高いところを探すだけだったら、自分で売ったほうが早い。知り合いたくさんいるし」。
3年前に一括査定で知り合ったお客さん
このオーナーさんは、3年ぐらい前にお会いしてからたびたび車を譲ってくれています。高級輸入車ばかり。もともとは一括査定サイトで知り合いました。査定の車はパナメーラ。大手ひしめく中で、ウチも呼んでいただきました。査定の場には3〜4社いた気がします。会話の中でちょっと只者ではない雰囲気を感じてから、自分は買うことよりも、この人はどんな人なのかに関心が移ることになりました。
どうせだったら近くの人に売るという感覚
幸い、自分との会話に多くの時間を割いてくれました。その際に、「俺、本当は大手の会社は嫌いなんだよね。さっさと手放したいからあのサイト使ったけれど」と。そのときのこちらの感想は「へーそんな人っているのか」ぐらいな感じ。その後、パナメーラは大手に買い取ってもらったという話を聞きました。ただ「地元の業者でいい人がいたらそっちに売ったほうがいいじゃん」とのお言葉。その言葉を聞いたときに、この人の車は買わなければいけないと思ったのです。それ以来、たびたびお声がけをいただきます。
いつまでも気遣いができる経営者で
仕事も大きく展開されている会社の経営者なのですが、いつも気遣いをしていただきます。今回の車の査定の日に指定された駐車場に到着したときにすでにエンジンがかかっていることに気づきました。挨拶をすると、車内から、近くのコンビニで買ったアイスコーヒーを手渡してくれました。近くにコンビニなどないのに、「ついでがあったから」と。その後、世間話をいろいろする中で、お話いただいた言葉が、冒頭の「大手の買取店に売ったって何にもならないのにね」でした。「どうせだったら、知り合いにお役にたてたほうがいい」という気持ちなのです。
知り合いの店を使いたくなる感覚と欲望
僕らもどうせだったら知り合いの店を使いたくなるし、知り合いの業者にお願いしたくなるものですが、会社が大きくなってもそんな気持ちでいられることが驚きでした。「大きくなったからといってその気持ちがなくなったらダメでしょ。人の役に立つというのは仕事の基本ですから」「大手だとそんなつながりもなく、ビジネスライクに物事が進むだけ。それはそれでいいときがあるけれど、車は好きな人に買ってもらったほうがいいよね」。
まとめ
めちゃくちゃありがたい言葉でした。余裕があるからそういうことができるのではなく、そういう気持ちがあるから事業が大きくなるということなのだと思いました。自分のかつての規模よりは、お陰様で大きくなってきていますが、そういうときほど、貪欲にならないで、お役に立てることを意識しないとこれからの成長はないのだと思わせるのでした。そういうことに気づかせてくれるこの仕事にも感謝しないとなと思います。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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