【車買取】買取力は何で決まるのか?

買取は相性で決まると思っています。査定の力ももちろんありますが、それだけでは決まりません。お客さんは「この人に売りたいな」、業者側は「この人の車だったら買いたいな」と思えるかどうかです。お互いの感覚が一致したら、それはうまくいくはずです。うまくいくというのはお互いが気持ちよく取引できるということです。価格はその一部でしかありません。高ければ売ってもらえるという側面もありますが、お客さんの眼の前でどんどん金額をのせていく姿勢はどうだかなと思うのです。自分だったら絶対にお断りです。

買取力は何で決まるのか?

この仕事をし始めのころは、ただ単に金額を出すことが仕事だと思うことが多いです。どこの誰かも名乗らず、ただ、金額を言うだけの人という役割。オーナーさんからは覚えてもらえるはずもありません。ただ、この仕事がホントに好きであれば、車の話は弾むと思うのです。世の中にはいろんな車があって、いろんな価値観の人たちがいることを実感する仕事はそうはないです。販売よりももっと世の中の多様性を知ることができる仕事なのです。そういう感覚は最初の頃は持てないものですが、どんな状況でも楽しめるということが買取の商談には絶対に必要なことなのです。



楽しく仕事ができることが最高の喜び

先日お会いしたお客さまが「ずいぶん楽しそうに仕事しているわねー。趣味なのだか仕事なのだかわからないぐらい」とおっしゃっていました。自分にとっては最高の褒め言葉です。かつてはそういうふうに仕事をしている人のことを羨ましいとずっと思っていました。「どうしたら、そんなふうに仕事ができるのだろうか」と考え込むことが多かった気がします。常にモヤモヤとか試行錯誤を重ねて、ようやくここまで来た気がします。

休むことが難しくなるのが事業主の仕事

この境地まで来ると休まなくても苦にならなくなります。逆に休むことが難しいぐらい。とは言っても、体は休めなくてはなりません。全力で仕事をして、適度に食べて飲んで、よく寝て、ができれば最高の日々だなと思うのです。しかめっ面で仕事をすることも、不機嫌そうに仕事をすることもなくなりました。もちろん問題は日々山積みですが、そこから逃げずに解決すると決めることでより成長したと感じることができるのです。これが事業主の仕事なんだと今さら気づく今日このごろなのです。

まとめ

僕の査定時間はお客さまとの会話時間が多いです。そこで相性があうかどうかを無意識的に判断している気がします。先日は昨年10月に問い合わせをいただいた方から依頼がありました。電話ではたびたび話をしていましたが、お会いするのは初めて。お会いするとすぐに「初めてお会いした気がしないですね」という言葉が出てしまいました。それから車の話を延々と。自分の中では、査定する人というよりも、車好きなおっさんというセルフイメージが合っている気がします。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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