諦めるのか?戦略的撤退なのか?

事業をやめようと思うことは少なからずあると思います。特に新しいことを始めた場合には。そんなに簡単ではないよね、ということは頭ではわかっていても、いざ厳しい現実に直面すると、他を探したくなる気持ちもわかります。ただ、他では明るい未来が待っているかどうかといえばNOと言わざるを得ないです。それこそ、そんなに甘くはないということです。

次には希望があるのか?単なる現実逃避なのか?

そもそも思ったより利益が出ないから他を探すというのは現実逃避でしかありません。他のことをやってなんとかしのぐ時期もあってはいいと思いますが、それこそ計画的にすすめなければなりません。時給や日給で働くことはできると思いますし、その日のバイトなどは今や容易に見つけることができます。ただ、そんなことをやるために独立したわけではないと思うのです。もっともっと明るい未来や希望をもってきたはず。それを考えると、諦めることも本来は難しいと思うのです(無論簡単に辞めるという結論を出しているとは思わないですけど)。

自分のプライドを捨てて本質を見る

人は誰もが諦めたと思いたくないものですし、とりあえずお金が入るから別の仕事を始めたとは他人にもいいにくいものでしょう。ただ、他人には言わなくてもよいですが、自分では明確に諦めたことを自覚しなければ次も同じことになると思うのです。とあるところで辞めることを「戦略的撤退」と呼んでいましたが、そんな言葉を使う必要あるのかなと思いました。その人のそれまでを見ていると、物事の本質を見誤りそうな言い方のように聞こえます。

まとめ

人はなぜか成功体験や成功事例を求めたがりますが、それは事業は継続していることで明らかです。それ自体が成功なのです。それよりも、失敗の事例を聞いてそこまら得られるものは何かを考えるようがよっぽど将来にいきると思います。諦めるか、撤退か。本質は同じことです。その経緯をたくさん知ることで見えることがあるなと最近思うのです。

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