【買取物語Vol.51】平成13年ホンダ バモス
バスの運転手をされているSさんから連絡があり、翌日査定をさせていただきました。査定場所のすぐ近くの通りからは東京タワーが見える都心にお住まいでした。駅から近いこともあり、なんとなく電車で行ってみました。Sさんはバスの勤務の合間に査定に立ち会っていただきました。
買取以外の車の仕事
査定をして金額を出すと、「それでお願い」と。「電話のときは他社と見積もって高い業者に売るよ」とおっしゃっていたのに、「アレ?」という感じでした。たまたま電車で行ったこともあり、手続きをして、その場でお支払いをして、そのまま乗って帰ることになりました。最後のほうには、「次の車もさがしてほしいのだけど」という話になり、希望車種など詳細をお伺いいたしました。こういう話になってたびたび思うのですが、中古車を買う人は必ずしも中古車販売店に足を運ぶわけではないのだなということ。ネットでお目当ての車を探して、実車を見てスタッフの話を聞きながら商談を進める人もいれば、時間がないから「お任せしたほうが楽」という人もいるということです。
短時間で「お任せする」と言ってもらうには
後者のケースは、お店に行く時間もないし、そういう手間もかけたくないということがわかります。選択にある程度の幅を持たせてもらえれば、たしかに時間と手間をセーブすることなるのです。Sさんはそれをおっしゃっていて、「お任せしますよ」と言っていただきました。査定でお会いしただけでそういう依頼をしていただいてありがたいと思うのです。
まとめ
査定の場で信頼関係を築くのが難しいなと思うのは、その商談時間が短いからです。やりとりが多ければその中でお互いがお互いのことを知る時間が長くなります。その中で距離感が近くなっていくのですが、買取はそうもいきません。20分とか30分の査定時間の中でお互いがお互いを見極めないといけないからです。それでも思い切って依頼してくださる方にはホントに感謝だなと思うのです。今日もそんなことがありましたら、それはまた別の機会に。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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