【起業・独立】経験者の知見を伝えてもらうには

転職や独立したいという人からの相談をたびたび受けています。それを語るには自分よりもっとふさわしい人がいると思いながらも、その人のお役に立てればと思って、できる限り話をしています。マナーや礼儀をわかっている人は「吉田さんの飲食店で一緒にお話できたら」みたいなことを言ってくれる人もいます。こういう気遣いはホント大事だと思うのです。

どういう状況で相談に乗ってもらえるのか

自分は相談にのってもらいたい人がいれば、その人に店を決めてもらって自分が支払いをしてくるというのは当然だと思っていて、それを幾度となく繰り返してきました。自分が店を決める場面では、必ず相手の職場や行動範囲の近くに行って店を探します。移動時間が無駄だからです。相手が飲食店を経営していればそこに行くのは当たり前すぎることだと思うのですが、そういう人ばかりではないのも事実です。

相談にのってもらったあとは…

話をしてその後の報告をしてくれる人は少数ですが、先日ウチのお店でお話をした人は、昨日「転職先が決まりました」との連絡をしてくれました。その人の職種には自分は程遠いので、意味ある内容ではなかったと思うのですが、「あの会で気持ちが固まりました」と言ってくれたのはうれしいなと思うのです。いい関係づくりというのは、こういうところから始まります。その人とは今後もよいお付き合いができると思えます。

自分都合で相手を動かそうとする人

他方、電話で話を聞かせてくれ、などという失礼なケースもあります。かつて自分が会社員だったときの同僚なのですが。自分が飲食店をやっていることも知っているし、店名も知っているにもかかわらず、そこには何も反応せず、ただ、僕が今まで事業をしてきた経験から自分にアドバイスがほしい、転職しようかどうしようか迷っている、みたいなことを言うのです。しかも平日は仕事で夜も遅いから、土日に昼間に電話をしたいと。50歳にもなってその態度はなんとも残念な気がします。いろんなチャンスを無駄にしてきたのだろうと思うし、将来の何の展望も見えず、年齢を重ねていくのだろうと思います。

チャンスをものにする人・そうでない人

自戒の念をこめて言いますが、チャンスをチャンスとして感じられる人とそうでない人がいます。野球でいえば、1アウト2,3塁みたいな、だれの目にも明白なチャンスなんかそんなにあるわけがないです。ひとつひとつ丁寧に人づきあいをして、少しずつ先が見えてきて、また暗くなって、また遠くに光を感じられるようになって、不安を抱えながらも歩みを止めずに行動していると、あるときふとしたキッカケでだいぶ先が明るくなるみたいな感覚が自分の中にあります。自分が動かずしてその境地には絶対にたどり着きません。

相談事の優先順位はどれほどなのか

自分の話で起業や独立をしてほしいなどという気持ちはまったくありません。本人が決めることなのだけど、相手の経験をきちんと伝えてもらうにはやっぱりそれなりの配慮が必要だなと思うのです。友達だからいってただで話が聞けるとは思わないほうがいいです。自分は飲食関係で大きく展開している友人に自分に飲食店のアドバイス・コンサルを受けているのですが、そこに対価をお支払いしているのも当然なことだと思うのです。人生を大きく変えるかもしれないことにどれだけの優先順位をおいているのかというはの先方は感じるもの、ということは常に念頭においておかなければいけないことだと思うのです。

まとめ

事業が少しずつ大きくなってきて付き合う人も増えて、それは大変なことも多いのですが、それを乗り越えるキッカケを作ってもらえるのは友人だったり知人だったり、とても業者との出会いだったりするわけです。相手に協力してもらえるにはそれなりの準備が必要です。自分の事業をしてそういうことを感じられたことも自分の人生にとってありがたい経験だなと思うのです。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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