【ひとり言】7年ぶりに連絡をもらって読んでみたら…

忙しい最中に1通のメッセージが届きました。名前を見ると、とても久しぶりの知人女性でした。よく覚えていてくれたなというレベル。内容をみると、かつて僕が勧めた、大学の通信教育課程を6年かけて卒業した、あのときのアドバイスに感謝している、というものでした。当時の彼女は、外資系の証券会社に勤めるキャリアウーマンでした。どういうわけか、哲学に興味をもち、たまたま知り合った僕に哲学のことを聞いてきた記憶があります。自分は、大学・大学院を哲学を専攻したものの、だいぶ前の記憶になっていて、あやふやなことしか話せなかったのですが、とても真剣にきいてもらっていた記憶があります。

通信教育課程を修了

その後、連絡はなくなり、その話を思い出すこともなくなったところへの連絡でした。実に7年ぶり。勉強に専念するために、会社もやめたことも教えてくれました。この経歴をいかす仕事を探したいとも。哲学に興味を持つ人に会うことはありますが、大学に入って勉強する人などいませんし、会社に行きながら通信教育課程で勉強をする人などごくわずかなわけです。軽い気持ちで勧めたらホントに始めて、卒業までたどり着いたのは、ホントすごいことだなと思うのです。しかも優秀賞をもらったとか。

よりよく生きるとは？

その話を聞いて、自分は仕事に追われて深い知識を身につけるとか、ゆっくり考える時間をとることがなくなっていたことに気づきます。仕事人生としては満足ですが、何か大事なことを忘れているような気にもなりました。「よりよく生きるには」は哲学の大テーマのひとつですが、それを再度問うキッカケとなりました。近いうちにお会いして、哲学の勉強体験をお聞きしたいものです。

まとめ

彼女に自分の仕事が変わったことも伝えたらそれはそれはビックリでした。我ながら、かつての自分を知っている人は、今の自分の仕事を当てられない自信があります。今の仕事に自分も慣れていますが、周囲の人の反応に自分も驚いたりします。年齢を重ねると大きなチャレンジができなくなります。それは失敗をした場合、挽回する時間が限られているからですが、勉強はいつでもできるし、その学びを人生にいかすことは誰もがやるべきなのだと思いました。

ハッピーカーズ大田田園調布店／有限会社ソーシャルキャピタル　吉田（07054555708）

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