【独立・起業】小規模事業者のマネジメント論
連日、暑い日が続き、「今年もこの時期がやってきたな〜」という感じ。査定の仕事は暑さとの戦いだ。車内は蒸し風呂状態だし、エンジンを回転させた状態のエンジンルームは熱風を顔に感じるし、車体の下を覗く時にはアスファルトからの照り返しを浴びる。これを1日に何台もやるのは過酷だなと思うけれど、エアコンの効いたオフィスで仕事をするのももはやイメージできなくなっている。かつてはそれが当たり前だったけれど。
事業主の視野は全方位
最近、知り合いから仕事の相談を受けることが多い。相手は、フリーランスだったり、個人事業主だったり、ひとり社長だったり、自分で仕事をしている人ばかりだ。というか、会社員の悩みを聞いたところでコメントできることはほぼほぼないと思っている。相手の捌け口だと感じれば、「そんな会社辞めればいいじゃん」と思うからだ。事業主の悩みはホント多岐にわたる。集客・商談・契約・採用・経理業務・新規事業・設備投資・融資関係・投資・社員育成・危機管理などなど。会社にいれば、それぞれ担当がいるけれど、小規模事業者はほぼ全てを自分でやらなけばならないからだ。事業主の視野は全方位なのだ。
スキルを活かすためのマネジメント
マネジメントとは事業に関わる全ての問題を事業目的に向かって解決していくプロセスともいえる。プロセスとは期間のことだ。そういう時間を継続するということ、絶えず問題と向き合うということだ。これがしんどいと思うことも多いけれど、こういうことから逃げたら絶対に事業はうまくいかないのだ。編集者としてのスキルがあっても出版社を経営できるとは限らないし、熟練の大工が工務店を無条件に経営できるとは限らないし、腕利きのシェフが料理店を経営できるとも限らない。経営は、スキルを活かすマネジメント力が不可欠なのだ。
まとめ
マネジメントは常に「ある」。今はお休み、ということは本来はない。休みがあるのは然るべきだけどそれは明日やってくる業務に備えて休むという意味で、マネジメントは常にあるのだ。冒頭の話に戻るけれど、相談っぽく話をしようとやってくる人たちは、そういうマネジメントの「常態」の感覚が極めて弱い。抽象的な表現だけど、自分のスキル以外に、めちゃくちゃ考える必要があるのだ。ワークライフバランスなどという生ぬるいことを言っている暇はないのだ。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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〜小規模事業の集中と分散の極意〜

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