【経営者の仕事】権限委譲なのか、意思決定の放棄なのか
今、飲食店事業に結構力を入れていて、店で過ごす時間が増えている。当たり前のことだけど、働く人とのコミュニケーションは大事だと思う。働く人を知り、自分のことを知ってもらうことにつきる。業務ベースのタスク管理は大事だけど、その背景とか、なぜやるのかの理由を含めて、共通認識をもつことが大事だと思っている。経営者は現場に降りなければ見えてくるものは何もないと思った方が良い。
「経営者は現場にいるべき」の意味
店に滞在する時間が長ければ長いほど、やっぱり見えてくるものも増えてくる。違和感も感じるようになる。始めたころにはまったく気づかなかったところも、懸案事項になったり、議題になったりするのだ。やっぱり現場にいる時間に比例するのだ。小規模店舗はそこに働く人の個性が店作りに大きく影響する。それだけにどこに向かっているのかを日々のコミュニケーションの中で確認していくことは大事なのだ。
権限委譲なのか、意思決定の放棄なのか
対して、経営者が現場の責任者にかなりの権限を委任している組織もある。権限委譲は組織を大きくするうえで大事なことだ。「自分しかできない」から「会社としてできる」という状態にもっていくのが仕事だからだ。ただ、経営者が現場感覚がないまま、意思決定しようとするのはホントに危険だなと思うことがある。現場の責任者の報告を、自分の感覚ではなく、「現場を任せている◯◯だから大丈夫だろう」と決めつけるのだ。もちろん信頼関係があれば、そうあるべきというのも理解するけれど、現場にいると、現場のリーダーとちょっと違う意見をもつことだって多い。それをひとつひとつずつつぶしていく必要があるのだ。この作業はホントに地味だなと思うし、時間がかかるなと思うところだ。ただ、こうやって店作りは進んでいくものなのだと今さらながら思う。これだけは揺るがない信念となっている。
まとめ
今日、引取に行ったお客さんと雑談していたら、プロ野球と大相撲業界に人脈のある人ということがわかり、びっくり。裏話もちょっと聞かせていただく。業界に入り込んでいないとわからないことばかり。マスコミやネット記事になることはない話は興味深かった。今後もお付き合いさせていただけれと思った。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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〜小規模事業経営の集中と分散の極意〜

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