【FC加盟】車買取業=営業の意味
私たち査定員は営業の仕事です。大手買取店は査定員とは呼ばず、営業と呼んでいるようです。最初、査定員だった人と話しをしていて、「営業が◯◯する」「それは営業の仕事」などと言うので、別に営業マンがいるのかと思ったら、査定員のことでした。我々は営業とはいえ、モノやサービスを売る営業とは違います。その違いを深堀りします。
商品はお客さまがもっている
買取営業は、商品がお客様が持っている=お客様の車が商品なので、商品やサービスの説明をすることがない、というのが大きな違いなのです。それだけにお客様の話に耳を傾ける必要があるのだけど、自社都合や業界の話をし続けて、お客さんを退屈な気持ちにさせたり、不快な思いをさせることも少なくないと思っています。買取業に求められる営業マインドは、不安なく、適正な金額で買取をさせていただくために、何をするかを考え続ることだと思います。
お客様自身にニーズが明確なサービス
保険やモノを買ってもらうサービスと違って、わりと、時期が迫っていることをお客様のほうが自覚しやすいことも買取業の大きな特徴です。必要とされるサービスであることをお客さんが自覚するので、やや楽な仕事と思われるかもしれません。保険であれば、そのニーズを自覚してもらうことが必要です。それこそが大きな仕事だと生保の営業マンは言います。しかも、保険という目に見えないサービスで、大きな金額を支払うことになるサービスなので、簡単にいいですよ、というわけでもないですし、保険の見直しが必要、と自らが自覚しているケースは少ないはずです。それに比べれば、買取のニーズは、買い替え時や車検時、故障した時などに、お客様自身が実感してもらいやすいのです。
まとめ
他方、業者側に目を転じてみると、買取業は、省コストでスタートできる事業と言えます。車の知識というより、営業マインドが大事なので、異業種からの参入もおおいのが特徴です。販売より買取のほうが、モノに対する知識が少なくてすむのは事実だと思います。だからといって、誰もができることとは思いません。大手と直接対決するビジネスなので、認知度や資本力では圧倒的に不利になりますが、だからといって、小規模事業者が太刀打ちできないかというとそうではないのがこの仕事の面白さなのです。これを実感し始めると、いい仕事だなと思うのです。やりきった人たちがわかることですね。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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