【買取物語Vol.74】平成31年 日産セレナ ハイウェイスター

わりとご近所にお住まいのIさんからのご依頼。最初の電話で「免許返納するから、売却しようと思って」とお伝えいただいた。査定に伺うと、ご自身の趣味の話に。車の話から雑談に展開するのはいつものことだ。それがおもしろい。その方はサラリーマンをしながら、ずっと射撃を趣味にされていたというのだ。趣味というレベルのものはない。大会に出場しないと、銃を持たせてもらえないというのだから、腕前は確かだ。

とってもレアな趣味をお持ち

話は銃規制のこと、許認可のこと、大会や練習場所のことのほか、大田区で免許をもっているのは10人弱しかいないことを教えていただく。とってもレアな人たち。サラリーマン時代は、化粧品会社にお勤めだった。銃と化粧品の組み合わせがなんか新鮮だ。奥様も隣でこの話を聞いていたけれど、ほとんど口を挟まずだったけれど、「このご自宅のどこかに、ライフル銃があるんですね」と聞いた瞬間に、「そうなんですよ」とニヤリ。そのタイミングからセレナのナンバーは、奥様の誕生日に由来している、ことを教えていただいた。そう言われると忘れにくくなるのは確かだ。

査定時間をいかに意味あるものにするか?

引取日には御夫婦とセレナで記念撮影してお別れ。そもそも、Iさんとは、年間5回発行される小さなフリーペーパーに昨年1年間出していた広告を見つけていただいたところからの問い合わせだった。最後に「実は数社から見積もりをとったけれど、、」と。これがありがたい。他社は大手ばかりだったけれど、そこと勝負できるところが面白い。知名度とか認知度とか営業範囲などとはまったく別の選定基準がお客さまにはあることがわかる。どれは大多数ではないかもしれないけれど、わずかな人たちがこちらに向いてくれれば、こちらの仕事は成り立つのだ。

まとめ

小規模事業者の車買取のスタイルは、自分で確立するものだ。車の査定の精度は高めることはもちろん、それ以外に出張査定という場で、そんな時間を共有してもらうかは、我々業者の姿勢とコミュニケーションにかかっている。そんなことを改めて実感させてもらったIさん案件だった。やってみると、ホントに深い仕事だなと思う。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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