【独立・起業】「平均」という怪物をどう認識するか
平均を聞いた瞬間、少し安心する。
皆と一緒、という感覚。
それは人にとって、何よりの精神安定剤だと思う。
平均は精神安定剤になる
ただ、そもそも
皆と一緒でいるために、起業や独立を志したのだろうか。
会社や組織が敷いたレールに違和感を覚え、
そこから外れたくて、独立を考えたのではないか。
それなのに、会社を辞めた途端、
今度は「平均」による安心を求めてしまう。
人は、なかなか勝手な生き物だ。
市場という不可解な世界に身を置くということ
会社を辞めるということは、
理不尽な組織や上司から解放される、という側面がある。
しかし同時に、
「市場」という、さらに不可解な世界に身を置くことでもある。
そこでいう平均とは、
いったい何を意味しているのだろうか。
現場は、平均ではなく現実から始まる
平均を知りたくなるときは、
市場や、目の前の案件を
きちんと見ていないサインだと思っている。
たとえば、
100点と0点の平均は50点になる。
だが、その2つの事象を
「平均50点」と理解した瞬間、
致命的な判断ミスが起こり得る。
現場の仕事とは、
平均という数字を扱うことではない。
目の前で起きている現実を、
そのまま見ることだ。
まとめ
なぜ100なのか。
なぜ0なのか。
そこには必ず、理由と背景がある。
独立してからの仕事とは、
その一つひとつに向き合い続けることだと思っている。
それをやり続けることが、事業であり、経営だ。
もし「平均を知りたい」と思ったら、
一度立ち止まったほうがいい。
それは、この世界でいちばん厄介な怪物に
近づいているサインかもしれない。

2026-02-10 by
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