卓球場経営のリアル

まったくの素人が卓球場を作ったことに驚く人が多いですが、やってみて、やっぱり難しいと思います。簡単に言えば、家賃と収入のバランスが合いにくいのです。多くの卓球場が、選手として活躍した人で、自分も教えてつつ、後半をコーチとして呼んでいるケースが多いように思います。自ずと卓球台は5台とかおけるスペースで始めることになります。

経費の多くは家賃と人件費ですが、5台がうまるだけの生徒さんを集めることは至難です。卓球をするだけだったら、近くの公の施設でやることができます。あえてスクールに行くというのは、コーチングに魅力を感じられるから、だと思うのですが、満足なレッスンをし続けることが大変なことなのです。どんな事業でも同じことだと思います。フリーランスの卓球コーチはこれが生命線になるはずです。

ウチはそういうコーチに場所を借りてもらうことで収入を得ています。複数のコーチとイベントや講習会を企画・開催することも仕事のひとつになっています。あえて(カッコよく)いえば、「場所を貸す大家さん+イベント企画プロデューサー」みたいな感じでしょうか。これがウチの卓球場経営の基本なのです。そこでいろんな人たちと出会えることの喜びは、オープン当初は感じていませんでした。

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