未経験の事業で実績を出すには

事業には仲間が必要。自分ひとりでやれる仕事が快適、と思っていた時期もあるけど、今はそうは思っていない。なんでも相談できる仲間が必要なのだ。そのためには、わからないことをわからないと認める素直さ、わからないことをわかったふりをしない、という素直さがまず必要。何と言っても、これがないとはじまらない。

わからないことを聞ける仲間をどう作るか

次に考えるべきは、なんでも聞ける仲間をどう作るかということだ。友達だから仕事仲間になってもらえるとは限らない。むしろ友達だから気を使わないといけない。そのためにはどうすればよいのか。相手が必要な情報を提供したり、食事に誘ってこちらが負担するとかという配慮は当然に必要だと思うし、常にテンション高く、明るくするというのは、言うまでもないこと。そして感謝の気持ちを述べる。仏頂面の人に教えたいという人はいない。

未経験の分野で実績を出すにはこれしかないと思っている。もうひとつ付け加えるとしたら、聞く相手はプロを選ぶということ。未経験の人がその道のプロに話を聞くということはそれなりのハードルがあるかもしれないけれど、上記の2点を守っていれば必ず道は開けると思っている。ただ、時間がかかるのは避けられない。それが3ヶ月なのか、半年なのか、1年なのかは本人しだい。それをできるだけ短くするために、徹底しないといけないのだ。

質問できる環境を「買う」とは?

フランチャイズに加盟するということは、質問できる環境を「買う」ということでもある。自分にとって新しい分野で、バリバリ活躍している人たちに何人も出会うことができる。見ず知らずの人たちに聞くよりよっぽどハードルは下がる。かといって、相手の都合を顧みず、相手の時間を奪っていいものでもない。ただ、人としてのマナーや礼儀を守っていれば必ず力になってくれるのだ。そうやって未経験の事業を立ち上げてきた。専門的なことを知らなくてもできるのだ。仲間を信じてアドバイスを求める、仲間を信じて任せる。それが経営というものなのだ。自分がやれることしかやらないのは経営ではないのかもしれない。

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