コンフォートゾーンにとどまらないためには

FC加盟の説明会に来るたちは、今の日常を変えたいと思っている。かつては魅力的だった仕事も、時が経てば、感じ方・考え方は変化するのは当然のことだ。どこかに今の生活に不満や不安を抱えて、キッカケを求めてやってくる。ただ、大きな変化はちょっとキツい、今の生活をしながら新しい生活に少しずつ変えていければいいなと思う。副業や業務委託などのキーワードが気になるし、「好きなときに好きな時間だけできる仕事」みたいな言葉に惹かれる。ただ、飛びついたものの、やっぱり違うなとかそんないい話ないよな…踏みとどまって、いつもの日常に戻っていくことになる。そういう意味で日常は快適だ、安心だ。俗に言う、コンフォートゾーンだ。

「ゆでガエルの法則」に抗うには

ただ、危機が迫っているのに動こうとしないのは、致命傷になるというのは「ゆでガエルの法則」でも有名な話。仕事を変えるのは大変なパワーがいるし、まして独立するのは人生の一大イベントと言ってもよい。家族の反対もあることだろう。それを打ち破る熱意とか勇気が必要。その熱意とか勇気はどこから湧いてくるのか。本当に切羽詰まったと思っているかどうか、なのかと思う。検討する、考える、と答えるうちはまだまだ余裕がある証拠。人は追い詰められたと思えば誰でも動く力をもっている。おそらくこれは本能レベルの話。説明会でいろんな人たちとお会いする中で、下準備なしに興味本位で参加する人と、いろいろ情報を調べまくって説明会にくる人と大きく分けられる。手ぶらの参加でもいいけれど、質問の内容で、その人の仕事への向き合い方がわかる。それっておそらく身の回りの人にはもっと伝わっているよねと思う。危機感とか本気度とか、はたまたたんなる好奇心とか。自分の決断で周囲の人の気持ちを変えることを経験したら、世界が変わると思っている。

日々、小さな挑戦が大事な理由

危険を察知するとコンフォートゾーンに戻りたくなるけれど、そこにばかりいると退屈だななどと思うのは、勝手なもの。自分自身のことを考えてもそう思う。でも一度新世界に飛び込んで必死に取り組めば、そこがコンフォートゾーンになるのも確か。その過程は大変だし、それを抜けるにはどれだけの時間がかかるかもわからないけれど。さらに新たな新世界を目指すときには同じ心境になるものだ。かつての冒険は、今のコンフォートゾーン。それが成長だし、変化だし、学びだし、歴史だし。フランチャイズに加盟するかどうか、とか、どのフランチャイズがいいかなどは大きな問題ではない。すべては自分で自分の軌跡を描くつもりがあるかどうかにかかっている。

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