集客にチラシは効果があるのか

やる、という決断よりも大変なことは、やり切ること。この仕事は集客や探客を自らがするので、お金をかけることは必須。その上で、各自の工夫とか熱意で契約につなげるのが我々の仕事でもある。古くから知られているツールとしてチラシがある。新聞折り込みに入れたり、ポスティングしたりをやっている加盟店は多いと思う。自分は開業当時暇だったでの、自分でポスティングをしたりしていた。費用対効果とかを考えているとやっていられないのだけど、待っていても誰も来ないし、電話もこないし、と思って、結構やった気がする。そしてたぶん6台ぐらい買えた。これがおすすめできるかどうかなどわからない。各自がやりたいと思えるかどうかだ。

ビジネスのセンス?常識?

知り合いはチラシの印刷と折り込み費用で25万円/1回に使うと言っていた。彼いわく、「絶対元がとれるので」と。年に3〜4回ぐらいやるのだそう。一方で、「チラシをやったけど、効果ないんですよね」という人がいた。「どれぐらいまいたのですか?」と聞くと、500枚という。「……。」。500枚で集客できたらこのビジネスは誰も集客に苦労しない。誰もが儲かるビジネスになるはず。そんなわけないよね、もっとやらなければ、と思えないところが、なんというのか、センスというのだろうか。いや、ビジネスの常識というのだろうか。

1回に25万円かけている人は、いろんな試行錯誤の末に費用対効果が合うところまでもっていった、ということだ。そんなにかけているのだから、きちんと商談をしなければ、という気にもなる。500枚で集客できたお客さんの商談とはまったく別物になるはずだ。元をとる、という気持ちが真剣勝負になるのだ。だから投資が少ない人はリターンも少ないし、気持ちも覚悟も決まらないのだ。それはどのビジネスでも言えることだ。

「やる」より「やり切る」

何かをやる、ということも大事だけど、中途半端にやると、効果がでない、という経験だけが生まれることになる。500枚の人は「チラシは効果がない」という意識が生まれている。それ以上のことをはしないと思う。中途半端にやると自分の中の禁じ手をどんどん作ってしまうことになる。「やる」というより「やり切る」ということだ。「やりきりましょう!!!」。知り合いの経営者が常にメッセージの最後に書いてくる言葉だ。他山の石としなければと思う。

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