事業主が避けるべき3つの思考

2023年12月21日。今年もあと10日となった。いろいろお声がけいただき、ありがたい。先日は3年前に査定をさせていただいた人から連絡があった。「父親の車を見てほしい」「あと自分の車も近くにおいてあるので一緒にお願いしたい」と。その方は3年前に査定をさせていただいたものの、まだその車を乗っているようで、「あのときの仕事用車はまだ乗っていて、近いうちに買い替えるので」といろいろご用命したいだいた。3年ぐらい前のことなのに、覚えていただいてありがたい。査定のときの印象は大事だと思った。先日も以前のお客様から連絡あり。「年賀状をいただいていたので」と。ちょっとしたことの連続で人の記憶にとどめてもらえるのだと思う。こういうことはほぼ車に仕事とは関係ないとも言える。いくら知識をもっていたって、そもそも印象に残らなければ、その知識を見せる場面は少ないし、そもそもお客さんがそれを必要としているかがポイント。そのポイントをつかめるかどうかで仕事のパフォーマンスが大きく変わるのだ。

いつ結果がでるかわからないからこそ、早く種まきをすることが必要、印象を残すことが必要なのだ。お金がない人によくありがちな「今ほしい」「お金がほしい」「自分だけの利益が大事」などの思考ではまったく商売はできないのだ。「今だけ、お金だけ、自分だけ」は、仕事をする上でもっとも避けるべき短絡的思考だと思っている。実践するのが難しいけれど、今年縁を切った人がこういう思考の持ち主だったので、反面教師像がリアルにイメージできるようになった。ああなると人は離れていくのだ、と。今年はそれを実感した年だったとも言える。来年はこのことをより確かなこととして、仕事をしていきたいと思うのだ。

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