起業・独立をするためにやるべきこと

2023/12/30。昨日で査定もFC加盟の説明会も終了した。よく働いた1年だった。「自分が手に入れたい未来は覚悟や情熱なしでは実現しない」ことを痛感した１年だった。結果は必ずしも満足ではないけれど、大きく体調を崩すことなく仕事ができたことをありがたく思う。説明会を通じて、独立したいけれど、勇気がないので副業から始めたい、という人に何人も会った。気持ちは十分わかる。わかりすぎる。でもそれでは結果はでないんだよなと思う。副業OKの会社が増えてきて、小遣い稼ぎをする人たちが増えたと聞いたことがある。それはよいとしても、貴重な時間を使っていることを忘れている。そして思ったより稼げないことを知ると、気持ちが続かなくなる。

もっとも大事なことは、自分がやりたいことを仕事にしている人、自分が考えてもいないことを仕事にしている人、自分と同じような境遇にいる人たちに会うことだ。小遣い稼ぎより大事なことなのは間違いない。今すぐのお金がほしければ、それをやり続けるしかないけれど。以前セミナーで知り合った人が、「サシモ二」なる企画をやっていた。どういうものかというと…。自分が会いたい人に、仕事前に朝に、サシで会う、というものだ。「モーニングにサシで会う」ことから「サシモ二」になったようだ。それも100人と会うことが目標だった。そしてその様子をブログでアップ。こういうことが将来を見据えた自分に対する投資なのだと思う。

この企画の難しさは、会いたい人を探し、お誘いをして、OKをもらうまでの準備にあると思う。OKをもらえるようにお誘いする、ということがなかなか難しい。相手に時間をもらっていることを強く意識して、会ってよかった、と思ってもらえるようにするには？をいうことを考えるのが難しいということだ。僕はお客さんとも飲み会を企画しているけれど、「ただ飲んで終わり」みたいなことには絶対にしたくないと思っている。その場にいてくれた人が知りたいを思っている情報を提供したり、出会いたい人を紹介できれば、その場は貴重な場と感じてもらえるはずと思っている。相手が変われば、必要としていることも変わるので、それをまずヒアリングする習慣も身につくのだ。これはサシモ二100人で絶対習慣化されるだろうと思う。その主宰者はめでたく起業し、今は農業の分野でメディアにも取り上げられる会社になっている。

独立したい人は業務内容に目が行きがち。それは大事なことだけど、それは仲間が教えてくれる。それより大事なことは、相手をのめりにさせる感覚、お役に立てる感覚を得ることだ。その感覚を得るには、飲み会の企画やサシモニが格好の場となる。そのためには、自分が必死でやっている姿が必要条件。成功しているかどうかなんか関係なく、チャレンジしていることが大事なのだ。もっといえば、小遣い稼ぎの副業からはにじみ出てこない。こういうことを学べたこの１年は大きな成長だと思っている。