フランチャイズ加盟:新しい決断をするときに考えること
2024/01/11。車買取のほか、ハッピーカーズというフランチャイズの加盟検討者に説明会をしたり、問い合わせに対応したり、窓口的な仕事もしている。仕事を変えて、将来を変えたいと思っている人たちばかりだ。今の生活に大満足の人たちはいない。実際のところは、やりたい気持ちはあるけれど本当にこの会社は大丈夫なのだろうか?未経験だけどちゃんと仕事ができるのだろうか?収益はあがるのだろうか?などなど不安なことはつきない。家族や今の仕事との調整に手間取っている人たちも多い。いろんな事情を聞くと、世の中の人間模様が見えてくる気がする。
自分は、説明会を聞いて、すぐにワケも分からず飛び込んでしまった。今のように、代表が書いた本があるわけでもなく、You Tubeチャンネルもなく、説明会の資料もなかったのに。当時、自分が知っていたことは、今、検討する人たちが受け取っている情報の3分の1ぐらいな気がする。それでも説明会を聞いて、3日後に「やります」と言ったのは、決断力があったからではなく、お金もあったわけでもない。それだけ切羽詰まっていたのだと思う。「このままでは明るい未来は切り開けない」という危機感は、人生の中で最大だったと思う。本当はそこは自分の中で認めたくなかったことだけど。未経験の自分がなんとかここまでやれているのは、周囲の協力でしかない。未経験でもその道のプロが近くにいればなんとかなるということを体験した。むしろ、フランチャイズ加盟することで「プロが周囲にいる環境を買った」といってもいいかもしれない。
今思うことは、「考えている時間はない」ということ。未来を変えたければ、やる、もやらないも、決断も早くする。やらなかったとしたら、何をやるのか、も合わせて考えることが必要。今は過去の積み重ねだ。今、突然そういう環境になったわけではないのだ。だとしたら、過去の何が間違っていたのか、どんな改善点が考えられるのかを考え、実行するしかない。毎月の安定収入は大事だけど、「自分で事業をする」ということは、そういう意味では必ず不安定になる。来月の売上が確定している事業者はいないわけだ。決断をもっと早くしたいし、そのためには何をやるかを考えている時間は本来はそんなにないのだ。能登半島地震を見ていると、一瞬にして平穏な日々は奪われる、という思いを強くする。今日と同じ明日は来ないと思わないといけないということだ。
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