やめる決断も期限付きで

ハッピーカーズというフランチャイズの加盟に興味をもっている人に対して事業内容を説明する仕事をししている。自分自身、フランチャイズという言葉にいいイメージがなかっただけに、参加する人の不安や疑念はとてもよく理解できると思っている。ここに来る人で、将来に迷っていない人はいない。独立や起業を考えている人、新規事業としても新たな事業の柱がほしい人たちがやってくる。

説明会を申込みまでに時間がかかっている人もいるだろうし、説明会に参加してから決断するまでに半年以上かかっている人たちもいる。興味はあるけれど、やっぱりやめよう、と思ってアクションを起こしていない人も相当数いるはずだ。来月加盟する人は昨年の12月に説明会に参加した人だ。決断には時間がかかるものだ。

「やらない」決断をするか、フェードアウトか

加盟する決断には勇気がいるものだけど、加盟しないという決断は「なんとなく違うかな」と思って、フェードアウトするのが一般的だ。大きな勇気をもって「やらない」という決断をする人は少ない。やらないことが日常だからだ。そこに負荷はたいしてかからないのだけど、先日お会いした人は違った。僕と結構近い経歴を歩んできて、その世界で成功もしたけれど、失敗もしてそれが致命傷となって撤退。今は業務委託の仕事を何種類かしているようだ。説明会では、お互いとても共感できる場となった。ただ、加盟にはちょっとハードルがある、とも。それを自分の問題としてクリアできるかどうかを考えなければと、と言っていた。「1週間で回答出しますんで」と言って、会は終わりになった。

期限を決めて「やらない」決断をする意味

1週間後電話をすると、「面白そうな仕事だと思いますけど、自分はやっぱりちょっとむずかしいと思いますわ」との返事。「また別のことを考えないといけないですけどね」と苦笑い。でもちょっとややスッキリした印象。こういう結論の出し方はいいなと思う。現実的にやる可能性は感じないのだけど、対外的に、「検討中」と言ったほうが気分がいいかもしれない。ただ、きちんと可能性を自覚した上で、現実的にはむずかしいと思ってやらない決断するところに、次の道が拡がってくるのだと思う。それこそ勇気がいることなんだ。フェードアウトと勇気ある撤退の違いは何か。自ら自覚的に判断するということだ。この姿勢は本当に見習うべきだ。自分で選択する人は道が拓けると思っている。

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