FC情報のメディアリテラシーを高める:情報の「過去」「現在」「未来」

2024/02/14。最近に限ったことではないのだと思うけれど、飲食店の値上げさが気になるようになった。いつも行っているお店で、会計のときに「あれ?こんな感じだっけ」と思うことが増えた。ランチに1カ月に2〜3回ぐらい行くお店は、200円値上げしていた。1300円→1500円→1700円(←今ここ)とこの3年ぐらいの間に上がっている気がする。内容は変わらないのだけど、メニューを変えたらまだ比較対象がはっきりしなくていいのにと思ったり。どこも大変だと思うけれど、1700円だったらほかの店に行くことになりそう。

先日書いたこの記事は多くの人に読んでいただいたようだ。届けたい人に届いただろうか。スクショが回っていた感じもする。無店舗・無在庫のFC本部に求められるのは、そこに関わる人のつながりを作ることだ。加盟店からすれば、わからないことを聞ける環境を作ることだ。それをどのように利用するかは、加盟店次第。「万全のサポート」というと、本部が手取り足取り指導みたいなイメージかもしれないけれど、それは考え方が甘いというものだ。自分の事業はどこまで行っても自己責任だ。というか、自己責任という言葉がそもそも嫌いだけど。

「万全のサポート」とか、そういう言葉を使って良さげに見せようと思っても絶対に実態が伴わない。店舗数に追われていると、加盟がゴールになるけれど、本当はそこからが勝負。その勝負は、短期間では決まらない。職業人生をかけて決めていくものだ。「今」だけの情報はいくらでも良さげに見せることができるけれど、それは継続的なものなのか、瞬間最大風速的なものなのかを見極める必要がある。その情報は、過去の情報なのか、現在起きている情報なのか、将来にもいかせる情報なのか。あとは、誰の情報なのかも見極めポイント。ただ、情報はどこまでいっても他人の経験でしかない。他人がやれたから自分もやれる保証はないし、他人ができなくても自分はやれる可能性も大きいはず。あまり情報を取り込もうとすると、その可能性をあまり感じなくなるのも事実だ。ビジネスには低迷するときもあれば、波に乗れるときもある。そういう実態を語れるかどうか。最近の説明会は前とだいぶ変わった気がする。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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