FC本部は誰に向けて情報発信すべきか

2024/02/12。昨日はまったくの別業の仕事に没頭。僕はもともと書籍の編集者で、自分の出版社を作ったりしていたのだけど、明るい将来を感じられず、この世界に飛び込んだ。そのときの自分の中での葛藤や衝撃は今でも覚えている。自分が好きだった仕事をやめるのは困難なことだった。そのとき思ったこと。「出版の仕事は副業でやりたい」と思いつつも、現実的にはもう本を作ることはないかなと思っていたけれど、ひょんなことから仕事が舞い込んできた。去年から進めていてもう少しで入稿というところだ。

ところで、FC本部は加盟店を増やすことが第一の目的なので、FC本部からの発信はおのずと加盟店向けになるのが一般的。加盟店検討者にいかに自分のところの本部は加盟店を大事にするかを語るのだけど、ホントは、加盟店のお客さんに向けても発信すべきだよねと思う。入ってもらうのは簡単だけど、継続してもらうのは大変だからだ。加盟店検討者へのメッセージが強すぎると、店舗集めが大変なのだと感じてします。加盟検討者へのメッセージと加盟店のお客さんへのメッセージ。そのあたりのバランスは設立当初は考えなくてもいいし、考える余裕もないのかもしれないけれど、長い目でみたら、加盟店のお客さんになるかもしれない人に向けて発信をしたほうが絶対にいいと思っている。本部が加盟店へのメッセージに終始するのは面白くなさすぎる。僕の立ち位置は、そのあたりのバランスの自由さが体験できる。説明会もどんどん進化させていかないとなと思う今日このごろ。

ハッピーカーズ大田田園調布店／有限会社ソーシャルキャピタル　吉田（07054555708）