「経営者・事業主は現場が大事」の意味

2024/02/28。今日は「お客は誰か」問題について。外注先は発注元から仕事をもらっている。お金を払ってもらう人に対して全力を尽くすのが当然。ただ、最終的にそのサービスや商品の購入者のためになっているかどうかの視点って重要だと思うのだけど、発注元のいうなりになっている外注先って多いと思っている。よりよいものを作ろうとしたところで、余計な議論や意見のぶつけ合いみたいなことは面倒。言われたことを淡々とやっていたほうが楽、という気持ちは当然としてあると思うのだ。そのサービスや商品のことは外注先のほうがよく知っているのに。「よりよいものにしたい」と「余計な労力をかけたくない」のせめぎあいだ。業務委託も同じ。人って慣れてくれば、惰性で仕事をし始めると思っている。だからこそ仕事を発注する人こそ現場が大事なのだ。往々にして、発注したから手離れしたい、という気持ちが大きいのだけど。

FC本部と加盟店との関係はどうなのか?発注・受注の関係ではないし、委託する側・される側の関係でもない。「本部の商品やノウハウを加盟店が買って自身の事業をする」という関係になっている。本部は加盟店の成功なくして存続はないわけで、「本部が加盟店のことを考える」というのは「加盟店のお客さんのことを考えること」とほぼ同義だと思っている。ということはFC本部がどれだけ加盟店のお客さんの気持ちになれるかということだ。会社が大きくなればなるほど、多くの業務が発生するけれど、それこそ誰かにやってもらえる業務もある。経営者・事業主は絶対に現場が大事。SNSとかで良さげに見せることはできる。ただそれが本当なのかどうかは別問題なのだ。リテラシーに関わる問題だけど。

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ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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