人の人生を背負う仕事

2024/02/21。最近思うこと。ウクライナ侵攻始まって２年。ニュースや新聞での報道は激減し、直後は、「戦争反対」とSNSで訴えていた人たちの関心もすっかり薄まっている。長引けば長引くほど、事態は深刻になっているのに、当事者ではない人達が関心を向け続けることは難しくなる。言ってみれば、開始同時の衝撃には、慣れてしまっている。毎日を丁寧に過ごさなければと思う。

昨日の夜は、マネジメント会社の経営者と卓球プロ選手を引き合わせる会をうちの卓球スタジオで開催。選手のプレーを間近でみることができた、しかも解説付きで。一瞬の間にそんな細かい技が繰り出されているのか、と驚き。めちゃくちゃおもしろい時間だった。ふたりを紹介するのが主な目的だったけれど、終わってみれば、自分がいちばん学んだかもしれないと思う。こういうことってよくあることなのだけど。おふたりも今後仕事のつきあいになるかもしれない。お互いが５年後を見据えて今行動する、ということになった。その視点がホントになった。「人のため」と思っていたら、「自分のため」になっていることを経験すると、然るべき人とはこういう企画はすべきだと思うのだ。

売上をやみくもに増やしても意味がないけれど、事業で大きなお金を動かしている人のリスクマネジメントとかストレスマネジメントとか、その仕事に対する覚悟と熱意みたいなものはめちゃくちゃ勉強になる。そう簡単にできるものではないなと思い知らされる。スポーツ選手のマネジメントは所属チームの条件交渉のときにしか出てこないイメージがあるけれど、実際にこの人がやっている、アスリートのセカンドキャリアの事業構築は「人の人生を背負う仕事」、誰にでもできない仕事だと思った。

ハッピーカーズ大田田園調布店／有限会社ソーシャルキャピタル　吉田（07054555708）