経営者の投資感覚

2024/02/27。先日会った経営者の話。ウェブマーケティングが強くネット上で自身のブランドを高めた人。広告費は年間1000万円ぐらいかけていて、おそらく年商2億5000万ぐらいなのだけど、自分のカバンを買うのにだいぶ悩んだという話をしていた。「7万円なんだけど(笑)」。事業投資はあまり躊躇なくできるけれど、自分の買い物はなかなか進まないと。車も3年越しでようやく買い替えを決心したとか。経営者ってそういうことだよなと思った。他方で、年収が220万なのに、100万ぐらいの車を買いたいという人もいる。かつてローン事故をしていて、通常のローンが通らないのだけど、「欲しい車がある、どうしてもそれを乗りたい」と必死。

両者を比べるのもナンセンスだけど、事業主は、自分より事業にお金を使うようになるものだ。リソースを投下しないと、リターンはないと心得ている。最初からそういう気持ちになれているわけではないと思う。少しずつ少しずつ投資していった結果だ。自分が楽しいと思える事業をやれば、私生活のことは、二の次、三の次になる。休みがなくなるのも同じ気持ちだ。立ち上げのときはそれぐらいの気持ちがないと成功は難しいと思う。これが一定額をもらっている人との大きな違いとなるのだ。

2月は日数が少ない上に、三連休が2回あり、暦通り休める会社員は、とってもよい月だよね、と先日お知人との会話の中で話題になった。ただ、うらやましいと思う気持ちはもはやなくなっている。別世界のことのような感じ。我々は、自分の気持ちひとつで決断できる自由、その自由についてまわる責任、やり遂げたときの達成感、人に感謝されたときの気持ちなどすべてを感じることになるのだ。生き方としてはやっぱり別ものだ。なれるには時間がかかるし、それ以前に覚悟とか情熱が必要なのも事実だと思う。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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