小規模事業者の戦い方

2024/02/29。昨日も朝カフェでの仕事からスタート。査定・買取・搬入・名義変更などはすべて外に出る仕事。そればかりやていると、中でやるしごとがたまってくる。昨日はカフェで集中してだいぶ終わらせることができた。11時から説明会。法人の代表の人だった。最後に、「内容はよくわかりました。会社にあるお金はみんなで稼いたお金なので、みんなにも意見きいてみます」と言っていたのが印象的だった。ホントそういうことだ。

夜は、出版関係の人との打ち合わせ。自分の知り合いを紹介する、といういつものパターン。おふたりは今もその業界にいる人なので、話が早い。仕事になれば、よいなと思う。かつてその世界でがっつり仕事をしていたのだけど、今となるとやっぱり難しい業界だと思った。平たく言うと、自分たちのスキルが価値をスキルのない人たちに伝えるすべがなさすぎると思った。簡単に言うと、営業マインドがない、ということ。スキルのない人(=お客さんになってほしい人)は理解がないからサービスを買ってもらうのは難しいよね、と言っているように聞こえた。編集スキルなど目に見えるものではないからこそ、きちんと伝えることが大事なのだ。営業とは簡単に言うと、自分のスキルであなたの不安が解消できるし、明るい未来がありますよ、と伝えることだ。簡単なことではないからこそ、営業の必要があるということ。その意識があまりに低いと思った。「スキルがないからだめだよねー、以上」みたいな感じ。自分の力で救うとか助けられる人は誰?みたいな意識があるといいのに。

個人事業主、小規模事業者が新しいサービス、誰もやっていないサービスを打ち出すことはクリエイティブな人たちにはとってもやりがいのあることと感じている。自分のプライドも保てるし。ただ、それを世に知らしめることがとっても難しい。コストと時間がかかり、簡単に稼げないとなるとそのうちにテンションも下がってくる。新しいサービスだけに周囲の意見も素直に聞けないし。そんなパターンがめちゃくちゃ多い。それよりもやるべきことはまずはレッドオーシャンの中に飛び込むこと。競争は激しいということは、ニーズがあることだ。そこで戦っているうちに、ニッチが見えてくる。それを経ずしてこれは独自の世界=ブルーオーシャンと思ったものは必ずマーケットからずれているぐらいに思ったほうがよい。レッドオーシャンで戦うからこそ、業界の常識やお客さんのニーズが見えてくる。それをベースに個性を出したほうがよっぽどビジネスに近いと思うのだ。というか、素の自分を出せば皆差別化できる。人は皆が違うわけで。買取だって、やってみれば個性のあふれる仕事だと思うのだ。

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