【買取物語Vol.22】平成17年 トヨタ イプサム(ACM21W)

買取業者の広告や査定の現場で、「輸出するので高く買い取れます」と言われることがあるかもしれません。査定の現場で高く買い取れる要因として、「輸出するから」と言うこともありますが、どんな車でも輸出するわけではありません。車種・年式・時期によってだいぶかわることがあります。何が輸出をするのかかは相場を丁寧に見ていくと見えてきます。

輸出される車、輸出されない車

先日買取をさせていただたこの車は輸出される車として有名なイプサム。台数は多くないものの、ある一定需要は必ずある車だと考えています。オーナーさんは車の業者さん。もう乗らないから、と抹消していました。

その業者さんは、もともとウチのお客さんが車を預けていた修理工場。お客さんは修理と売却の両方を考えていたようで、最終的にはウチに売却していただくことに。その業者さんからすれば、何社もの買取業者の査定に立ち会ったのに、最終的には修理せず売却することになって、だいぶ気の毒だなと思っていて、ちょっと雑談をしていたら、「ウチの車も査定してもらえませんか?」という話になって、この車ともう一台買わせてもらうことになったのです。選んでいただきありがたいなと思いました。

相場安定の車、乱高下する車

バイヤーとなる輸出業者は、相場を熟知しているので、それ以上高値で買うことはほとんどありません。高ければ買わない、相場の範囲だったら買う、ことを徹底しています。売却する側からすれば、逆を言えば安定した売値が見込める車両ということになるでしょう。

まとめ

自身の車が輸出されるか、されないかはオーナーさんにとってあまり関係ないことかもしれません。個人的には輸出の前に国内需要があるかどうかを探すことが多いです。なんとなくの気分でしかないですが。古くても、距離を走っていても、意外な高値がつくことがあるかもしれません。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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