【小規模事業者の情報発信】YouTubeとどう向き合うか
先日、小規模事業者の情報発信はどうあるべきか、という議論になりました。最終的には、自分が信じたことをやり続けるしかないと思いますが、信じられることを見つけられるには、迷いもありますし、ブレることもあります。「いろいろやってみるしかない」というのがとりあえずの正解になります。何をやれば成果が必ずあがる、というものなどないと信じるのも正解です。ただ、先日、その知人が気になることを言っていたので、まとめてみます。
SNSの移り変わりの速さ
SNS全盛の時代ですが、ひところよく名前が出ていたFacebookはすっかり影を潜めています。使っている人たちは中高年が多いとか。かつては打ち合わせや飲み会で知らない人たちと会うと、「友達」リクエストを送り合って友達を増やしていった記憶があります。今でもセミナーをやっている友達はそうやって告知する先を増やしているようですが、その移り変わりの速さは、中年のおじさんにはなかなかなものだったりします。
Youtubeとどう向き合うべきか
知人が言っていて気になったのは「YouTubeを始める友人が多くて見る時間がない」というコメントでした。たしかに最近始めている人たちも多いです。「誰でも始められる」「あわよくば収益化も」みたいな感覚で始めることは悪いとはまったく思わないです。が、しかし、動画の媒体で1本10〜15分の動画を1日に何本も見るのはビジネスパーソンにとってはちょっと非現実的かなと思います(ちなみに、このサイトの滞在時間は2分ぐらいです(;_;)それでも忙しい日常の中で見ていただいてるのはありがたい限りです)。そう考えると、知人が言っていた言葉もわりと納得するのです。
SNSは参入のタイミングが大事
あと、今YouTubeを始める人は、わりとふつーの人ですよね。芸能人でもなければ、有名人でもない。身近な人が始めるというのはそういうことだと思うのです。となると、見られる回数というのは自ずと限られるわけです。再生回数は少なければモチベーションも上がらないのがふつう。刺激的なコンテンツでないと見られない傾向は続くわけで、そのコンテンツをふつーの人が作り続けるのは大変なことだと思うのです。今、振り返ると、5〜6年前は企業の情報発信はYouTubeと盛んに言われてた気がします。皆がやっているころに始めても効果は薄いということなのでしょう。SNSは参入のタイミングが大事だと思わされます。
お勧めはウェブの世界のオールドメディア
小規模事業者がどんなにSEO対策をしたところで、不特定多数の人には見てもらえるものでもないと思いますが、なんらかの情報発信をしないと、誰にも見てもらえないのも事実です。そこが考えどころなのですが、自分は先日書いたように、このブログ×メルマガで発信しています。ウェブの世界ではかなりオールドメディアに属すると言ってもいいでしょう。ただ、流行りのプラットフォームを追いかけて、発信し続けるほど器用ではないのもわかっています。プラットフォームのアップデートとか規約の変更の影響も受けにくいですし。
まとめ
そう考えると、はやりのメディアを運用する◯◯コンサルタントみたいな人に多額のお金を払って、スタートするのは得策ではないような気がします。時間をかけないと、結果がでないと言い、複数年契約を迫る業者が多いことにびっくりします(この仕事をしているとその手の営業電話がガンガンかかってくるんですよね;_;)冒頭でお話したように、自分が信じたものを継続するのが成功への道ですが、いろんなものに飛びつく前に、どういうメディアを育てていくかは検討したほうがいいのかなと思います。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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