【買取物語Vol.26】平成21年 スバル ステラ

昨年12月からやり取りをしていたT様。三重からの転居されるとのことで、こちらに乗ってきて翌日の引取りでした。やり取りはとても丁寧だったのですが、お会いしてもとっても礼儀正しい方でこちらが恐縮しました。お会いしてすぐにお仕事の話になり、いろいろお話いただきました。ご自身で事業をされていたのですが、トラブルがあり、たたむことに。その経緯が驚きというかなんというか。事業主はホントに何があるかわからないなと思わせる出来事でした。その処理をして、東京の知人のところで、再起を図るとのことでした。

ステラオーナーの出会い

お預かりしたステラは、事業を整理したときに買い替えた車。「この車にはよく頑張ってもらいました」とねぎらいをかけていました。いろいろな思いがあるのでしょう。その言葉を受け止めて引き取らせていただきました。ステラは自分はこの仕事をして間もなく買い取ることができて、しばらく乗っていた車でもあります。しかもTさんが転居されたすぐ近くにお住まいの女性の方がオーナーでした。その近さも何かを感じさせます。その方も大事に乗られていた方で、最後に愛車の動画を撮っていた記憶があります。



お客さんの体験から学べること

Tさんとは事業の詳細を聞くために、来週会うことになりました。車がキッカケでいろんな人の話が聞けることがこの仕事の楽しいところです。お客さんの体験から学べることが多いのです。自分がその状況だったら、どう思うか、どう行動するか、イメージをすることが日々の仕事にいかされている気がします。

査定キャンセルの裏側

まったく別件ですが、先日、予定されていた査定がキャンセルになりました。結構久しぶりですが、先に査定をした業者がなかなか帰らず、粘りに粘ってたので、契約をしてしまった、との連絡がありました。そのオーナーさんは、満足というか、やや苦笑といった感じ。無理やり自分を納得させよう、という気持ちもうかがえます。業界ではこのやり方が横行しています。大手がよくやっている印象があります。買い取れればどんな方法でもいい、というわけではないのが我々の考え方です。長いお付き合いですから。

まとめ

車の売却については、そもそも売るかどうか、売るとしたら、どこに売るか、いくらで売るか、いつ売るか、など考えることになります。そのすべてが満足のいくことってどれぐらいあるのだろうか、と思うことがあります。「高い金額つけるから、今日引き取らせてくれ」とか、「すぐに売らないのだったら、そのときにまた声をかけてくれ」とか。ゆっくり比較検討ができない状況も多々あるように思います。そこの状況をどう解消するかが小規模事業者の買取業なんだなと思います。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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