【フランチャイズ加盟】小規模買取業者の生き残り方

ありがたいことに査定をさせていただく機会が増えています。どの方にも車との思い出あり、それを受け止めることがこの仕事には大事なことではないかと思っています。「そんなこと思っても、結局は金額だよ」とか「大手の知名度には勝てないよね」と言う人もいますが、まったくそんなことはないのです。買取業は、いくらで、誰に売るかが大事だと思っていて、そういう意味では金額だけでは決まらないものですし、金額も良くて、たまたまお客さんに気に入ってもらえることもあるのです。

お客さんの自身に対する印象をどう作るか

買取業の難しさは、お客さんとの接点が短いことにあります。車を購入するときのように、なんどもディーラーに通ったり、中古車販売店の担当者とやりとりするわけでもありません。査定のアポ取り・査定ぐらいしか、接点がないのです。査定はせいぜい30分ぐらい。短い時間で商売ができる、というのは事実ですが、短い時間の中でどう印象を作るかが大事な要素になってくるのです。テンプレトークでは、印象は作れないです。そんなときに必要なことが「お客さんの車と思い出を受け止める」ということなのです。

人の振り見て我が振り直せ

ウチと相性のよい方は、他社の対応についてお知らせいただくことがあります。その大半が、対応が良くなかったことの不満です。それを我が身としなければと思うとありがたい機会だなと思います。もちろんウチの不満もどこかで伝えられているかもしれませんが。努力も必要、割り切りも必要かなと思います。すべてのお客さんを満足させることはできないですけど、満足してもらう確率を上げることが我々の努力なのです。

金額だけでは決まらない世界を作り出せ

フランチャイズ加盟の説明会では、このことはなかなか伝えにくいものでもあります。特にお金だけで判断してきた人は、競合他社に勝ち目がないと思ってしまうのです。ただ、競合他社がいないビジネスなんてそんなにないものです。そんな特殊能力はありますか?と問いたいぐらいです。競合他社がいるということはマーケットは存在するということです。買取のマーケットはどこでも存在します。その中に入っていけるかどうか、最終的には自分次第ということになります。これはフランチャイズに限ったことではなく、自分の事業を展開するのであれば必須の考え方です。この考え方が身についた人は立ち上がりが早いです。

まとめ

査定の現場にいながら、加盟検討者に事業内容を伝えるのはなかなかユニークな体験です。加盟店だから言えることもあります。それが現場の現実を伝えられるということです。それが耳障りのいい言葉ばかりではないですが、それを伝えることで、加盟後に一緒に仲間としてやっていけるかどうかが決まると思っています。加盟してほしいですが、やんわりお断りしているケースもあるのですよ。買取も同じですけど。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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