【買取物語Vol.28】令和4年 トヨタ ライズ

トヨタのコンパクトSUVとして、人気のライズ。ヤリスクロス、カローラクロスなどとともに、このカテゴリーのライナップを充実させています。買取させていただいたクルマはハイブリッドでした。新車で買って最初に車検前に売るという感じで乗り換えているオーナーさんでした。距離は6000キロぐらい。しかもガレージに入っていて、新車を査定している感じでした。次のクルマはシエンタとか。

たくさんの電話がかかってきたけれど…

「一括査定をやってみたものの、どこもしっくりこなくて。査定してもらっている間に、近くで買取店を探していたら、御社がみつかったんですよ」とお話いただきました。査定している間に次を探す、ということは金額以前にその対応に満足がいっていないということですよね。自分もそうならないよう、気をつけねばと思わせる言葉でした。こちらが金額を出すと、「それで決めます。すぐに引き取ってもらって大丈夫です」と。書類を揃えていただき、3日後に引き取りとなりました。金額が大きいので、現金払いとはいかなかったですが、その場で銀行口座に振込み、着金を確認していただいてから、その場を離れました。

決断が早いことのメリットは

お仕事は?と聞くと、誰もが知っている大企業にお勤めでした。僕の友人もそこで働いてるので、名前を出したものの「その名前は多そうで(笑)ちょっとわからないです」との返事。たまに「え〜知ってます」みたいなこともありますが、今回はそのパターンでは有りませんでした。最後に「これが売れたので、スッキリですね。次のことやれます」と。決断が早いことが仕事がデキる条件、みたいな話が、ビジネス書によく書かれていますが、それは本当のことだと思います。それはすぐに売る、という意味ではありません。できる人は売らない、という決断も早いのです。

査定から返事までの時間の違い

先日、2台査定をしたことがありました。2台との金額を出して帰ったのですが、ひとりは、翌日に、「せっかく来ていただきましたが、売るのやめます、ありがとうございました」との返事。もうひとりは、返事がなかなか来ず、連絡をしたら、奥さまが対応して「夫に伝えます」と言ってから、10日後ぐらいに返事がきました。「ほかの会社に売ることに決めました」と。その間に条件が変わったとは思えません。単に決断が遅かったのではないかと想像するのです。で、それぞれのクルマの詳細は書きませんが、決断と仕事は大きな関係があるのではないかとも思うのです。

まとめ

これも言うのは簡単、実行は難しいですが、これも意識して訓練できることです。早く決断して何になるのか?業者のいいなりになっているのではないか?などの疑問もあるかもしれません。その効果を実感するには、小さな決断を後回しにしない、ことかなと思いますが、皆さんどうお考えでしょうか?

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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