【車売却】スピード依頼・スピード決定の裏側

本日、引き取りのお客さまは、7月1日夕方にとある一括査定サイトに登録。2日の朝、来てもらえませんか?とのこと。自分の朝はまあまあ早いので、いつでもいいですよ、というと、午前7時15分に〇〇まで、とファーストフード店を指定されました。到着してお会いすると、経営者だということがわかりました。「この時間は読書タイムなんです。夜は読めないですし」。ほんとそうだよなと思うし、朝は起きても、すぐに仕事をしてしまう自分にとっては、やっぱりそういう時間は必要と、いい刺激となりました。

スピード依頼・スピード決定の秘密

その場で売ることを決めていただき、昨日の夕方までに書類を用意していただき、本日の午前中の引取となりました。このスピード感がすごいなと。いろんな物事をこういう速さで決めているのだなと想像します。何社も呼んで査定させても、やっぱり安いから売らない、みたいな人とは大違いです。そういう人がいるから、業者は、「◯◯以下だったら売らないとかありますか?」と聞くわけです。僕は聞かないですけど。このオーナーさんは、朝、読書タイムを設けていたり、このスピード感にまず興味を持ちました。そのあともいろいろお話をさせていただき、楽しい時間でした。



査定額を自分で決める、という意味

こちらは個人事業主なので、査定額は自分で決められます。というか、自分で決めなければなりません。正直言って、その人の印象によって金額が変わることもあります。人ですから。「この人の車を買いたい」と思えば、それは金額に反映されるものです。お客さんに寄り添う姿勢は絶対に必要ですが、でも相性の合わないお客さんは必ず存在します。その見極めは問われる仕事だなとも思います。お互いの関係性の上に商談は成り立っているのです。そのオーナーさんは、自身の仕事で営業する立場でもあるため、こういう営業トークの話題にもなりました。「往々にして、車屋さんはそんなことを気にせず、結局、いくらなの?、それって高いよね、安いよね、みたいな金額の話に終止しがち」だとも。耳が痛い言葉ですが、事実だなと思いました。車ばかり見ていてはいけないのです。

合理的システムのデメリット

車ばかり見る、といえば、大手は若い社員でも査定ができるようなシステムがあって、装備やオプションを端末に入力していって本社に報告している会社があります。属人化させない、合理的なシステムと言えますが、誰でもデキる仕事のように思えてしまいます。実際にお客さんの中には、査定時にその姿を見て、「端末に入力するだけの人だな。車の話はできないな」と思ったと言います。車好きの人であれば、余計にそう思うのだろうなと思います。やっぱり車の話ができる人に売りたいというのは当然の心理でもあります。

まとめ

査定の場でいろいろ気付かされることの多い時間でした。いろいろな人たちとお会いしますが、スタッフを5〜10人ぐらいいる社長さんの言葉がいちばん勉強になるような気がします。フリーランスであっても、業務委託しか受けていない人、自ら投資していない人は、どこか会社員っぽいなと思うこともしばしば。もちろん否定するつもりはありませんが、自分が前のめりになる人たちの属性というのがわりとはっきりしてきた気がします。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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