【車買取】車は買えなかったけれど、すっきり商談の話

先日、査定をさせていただいたSさんの話。現地に伺うと「今日、3社呼んでいます。午前中1社終わり、吉田さんは2社目です。3時頃3社目が来るので、その時点で高いところに決めます。夕方に各社にお返事しますので」と最初におっしゃっていただきました。「ありがとうございます、こちらもやりやすいです」とお返事。会社を経営されているようでしたので、その話を聞くと、自身も見積もりを出すことがあるそうで、「仕事があるのかないのかわからない中で見積もり出すのって気分的にちょっと億劫なんですよね。仕事だからやりますけど、全力で取り組めないというか。だから今回は売ることは決めているので、基準をどの業者にもお伝えしています」とのことでした。「もう乗らないので、すぐに引き取ってもらっていいですよ」とも。

商談をシンプルにするひけつ

しばらくお伝えしていると、「売らないことを決めていないのに、査定に呼ぶ人っているんですか?」と質問されました。「いやいやたくさんいますよ、むしろそういう人が多いぐらいで。でもそこから長いお付き合いをさせてもらって声かけてもらいうこともあります」というと、「金額によって売るとか売らないとかあるんですね。こっちは仕事だから、必要だったり乗るし、不必要だったら売るし。自分のプライベートの車もそんな感じなんですけどね」とも。検討している時間が短いのは、仕事している人だな、と思いました。時間がある人は、ずっと考えています。「思った金額ではないよな〜、でも車検通したところで乗らないしな〜もっと業者に高く買ってもらうように交渉してみようか、でもそんなうまく行かないよな、引き取ったあとから減額される可能性もあるし」みたいなことを延々を考えたりします。

価格交渉の末に起きること

Sさんは「交渉が嫌いなので、仕事でも見積もりは一発で出しますけど、自分の業界でも裏交渉がやっぱりあるんですよね。そのへんうまくやっていれば、もっと会社が大きくなっていたかもですけど(笑)」「一回はうまくいくかもしれないけれど、長い目でみれば失うものも大きいですよね。付き合ってくれた会社とはしがらみができるし」と自分。このことについては共感してもらえました。

残念だったけれど、スッキリ感が残った商談

さて、肝心の査定結果というと、お約束どおり、夕方に電話がかかってきて、「気分的には、吉田さんに売りたかったのですが、他社が一万高かったので。。最初のルールで、そちらに売ることにしました」とおっしゃっていただきました。200万ぐらいの車で1万円違いってすごいなと思いました。残念でしたが、一発勝負の世界はわかりやすくていいです。お互いすっきりして、「また何かありましたら」とお話して、電話を終えました。

まとめ

仕事は、常に相手がいるわけで、人の手間と時間を使っているという認識は忘れてはいけないと思っています。その思いやりは絶対に必要。決断を先延ばしにする人って、その認識が弱いのだと最近つくづく思います。未経験な分野ではその決断が鈍くなるのは当然のことです。そこには寄り添うつもりでいますが、決断材料を提供したのに、決断しない人はそういう人とみなされているということなのです、そこに気づかないことが大きな問題だなと思うのです。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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