【車売却】お客さまから学ぶことシリーズ
先日の査定での話。大きい輸入車にお乗りでした。オーナーさんは、外国の方。日本で事業をしている経営者でした。電話でやりとりしているときから、買取業のことをいろいろ聞いてきて、質問を聞いていると、なんかビジネス感覚すごそうだなと思わせる人でした。昨日お会いして、事業の詳細をお聞きすることができて納得しました。若いのに、海外でここまでやれるのはすごいなと思わされます。
海外の人が2011年に来日する覚悟と希望
「日本に来たのはいつですか?」と聞くと、「2011年、震災の年です」といいます。「そんなときに良く日本に来ましたね。外国の人は自国に帰っていた人も多いですし、東に移住した人も多かったですよね」と返すと「みんなそういいます」との返事。親御さんにも「今、日本に行って、死にに行くのか」と言われたそう。「でもなんとなく今がチャンスだと思ったんですよね」。それから日本語を必死で勉強して、大学に入って卒業して、日本の超有名企業に入って、営業やって、やめて、起業して今に至る、という感じでした。今は自国のものを日本で売ったり、その代行業務を手掛けているそう。本人は謙遜していますが、大きく展開しているように見えました。
意図せず自分が尖れる方法とそのマインド
皆が行かないときに行く、皆が買わないものを買う、皆が買わないタイミングで買う、みたいな発想で大事と思いつつ、怖くて勇気がでないものです。そこそこ満足している日常であればなおさらです。なんでそこまでしなくてはならないのかという思いがよぎります。人と同じことをやれば安心ではあります。ただ、どこかで、そういう気持ちは忘れてはいけないなと思うのです。皆と同じことをやるから平凡になります。皆と違ったことをやれば、本人にはその気がなくても目立ちます。2011年に当時日本に来て勉強しようと思う人は明らかにマイノリティです。尖った人なのです。経歴を聞いただけでそう感じてしまいます。相手が勝手にそう感じてしまうことは、その人の人生やビジネスにとってプラスになっているのは間違いないだと思います。
まとめ
輸入車を目の前にそんな話をしながら、車を見させていただきました。「次も車も探してほしいんですよね」と細かい希望もお伝えいただきました。「輸入車はリセールが悪いので今度は日本車にしますよ」。いろいろお話させてもらって車の仕事を離れてもお付き合いさせていただけそう。いつもここで書いていることですが、お客さんから学べることが多い仕事だなと思います。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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