【買取物語Vol.38】平成31年 BMW BMW740e

5月ぐらい最初の問い合わせがあった、このオーナーのCさん。横浜市にお住まいでした。若くして会社の経営者でした。法人の車として減価償却しながら乗っていたけれど、それが終わったというのが売却の理由でした。同時に、次に乗る車を探していましたが、なかなかよいものが見つからず、売却時期が未定でしたが、先日ご連絡をいただき「とりあえずこの車を売却します」とのことでした。

買取金額が下がる前に…

引取日に事務所でお話をお聞きしました。「次の車、決まっていないのに、よく売る気になりましたね」と聞くと、「意味なく持っていると、どんどん価格が下がっていくだけなんで。自宅もここからすぐそばですし」。こういう判断ができる人って自分も含めてホント少ないと思うのです。相場がある世界なので、価格の変動がつきものです。「仕事がら、為替も扱っていますし」と。価格って固定されているから買い安いし、売りやすいのですが、そうでない世界を知っているときは、自分の中でのタイミングを持っている気がします。

世の中は動いているもの

売る方は、買取業者の変動リスクなど関知しないところだとは思います。数ヶ月後に査定をして金額が思ったより下がったことを知り、ややマナーを欠いたと思われるコメントを発する人もいます。世の中はいろんな意味で動いています。為替も相場も人に気持ちも常に動いています。そう考えると、定価ってどんなふうに決められているのだろうかなどと思いを馳せることもあります。

まとめ

変動リスクは誰もいやがるものだし、不安定より安定を好むものですが、それを仕事にしてみると、世の中は動いていることを実感するのです。毎月同じルートで会社にいって、同じ人たちと話しをして、同じ給与をもらっている人よりもよっぽど得るものがあると思っているのです。買取は深い仕事なのです。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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