【独り言】突然の訃報に接して

昨日、フェイスブックをみていたら、訃報が飛び込んできました。知り合い(Kさん)の旦那さんが、代理投稿として「妻が永眠しました」と投稿したのです。「えええ」と何度も何度も読み返しました。その後、彼女がやっていた会社にも告別式の案内が掲載されていて、本当なのだ、、、と思いました。享年37歳。

苦境に立たされていたときにお会いして

ウチは不動産プロジェクトを進めていてこの5年に3つの物件を建てています。その最初の物件をその彼女に手掛けてもらったのです。当時の状況といえば、物件を建てようととある設計士に依頼していたものの、とにかく時間はかかるし、要望は聞かないし、質問すれば「それは施工の問題だから自分は知らない」などのようにまともに受け答えしないやりとりが続き、大きなストレスになっていました。このまま進むのも地獄だし、戻るのも地獄みたいな状況でした。そんなときにお会いしたのが、Kさんでした。丁寧にこちらの状況をヒアリングしていただき、こちらが白紙にすることを決めたら、今度はこの地域にふさわしい物件はなにかを徹底的に調査をしてくださいました。京都にお住まいながらも度々東京に来て、打ち合わせをしてくださいました。

プロジェクトリーダーを超える仕事

何度も打ち合わせを重ね大きなデザインを描いたら、今度は設計士を紹介していただきました。設計の方も彼女の同年代の女性でした。お会いしてすぐ、仕事が丁寧な感じが伺えました。それまでの高飛車な設計士が高齢の男性だったので、女性チームの気配りがとても新鮮に思えました。設計ができると、今度は施工会社を紹介してくださいました。何度も打ち合わせをし、施工にとりかかり、ようやく納得の物件を作ることができたのです。Kさんの活躍ぶりは、プロジェクトリーダーとかプランナーという肩書きでは収まらないし、こんな短い文章では語り尽くせません。彼女なくして、あの物件は作れませんでした。

まとめ

物件ができたあとは、やりとりは減りましたが、彼女の活躍はSNSを通じて知っていました。その後は結婚をされて、お子さんも生まれて、家族も仕事も順調と感じさせる投稿でした。それなのに。。。亡くなった要因はわかりません。でももしかしたら、と思うのです。心が苦しすぎます。身近な人でも理解できていたことかもわかりません。ただ、あの物件はKさんの思想や生きざまみたいなものが反映されているだと思います。これからも生き続けるのです。御冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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