【多事業展開の仕事術】「検討してください」の言葉の裏側

クルマの売却にしても、FC加盟説明会にしても、やることをやったあとは「ご検討ください」とお伝えすることが多いのですが、自分としては、検討する時間は極力短くしたいと思っています。検討する時間を短くするということはときに即決をする場面もあります。いろんな選択肢があればあるほど迷います。迷ったからといっていい決断ができるとは限りません。であれば、その時間は短いほうがいいと思うのです。

検討して得られるものは?

こういうことを言うと、「大きな決断だから」「周囲の説得も必要だし」「お金もかかることだし」「今はタイミングが悪くて」という人がいますが、だからこそ早く決断するしかないのです。失敗したときのリカバリーには時間が必要だからです。失敗するにしても早いほうがいいわけです。そもそも遺されている時間はどんどん少なくなってきているということを自覚したほうがいいのです。のんびりしていたら、半年とか1年ぐらいすぐに経ってしまいます。

成功の反対は「何もしないこと」

失敗というと避けるべきこと、というニュアンスがありますが、それは成長へのステップだと思うべきなのです。行動の結果は必ず得るものがあります。聞いただけのことは必ず迷いがつきまといます。だからこそ勢いに乗って決断することも必要だと思うのです。「検討します」という言葉はこの勢いをあっという間に消し去るのです。よく言われるように、成功の反対は失敗ではなくて、何もしないことなのだと思います。

まとめ

「検討してください」と発する言葉の裏側は、誰がどんなタイミングで決断してくるのかな?という思いもあります。極論を言えば、決断はYesでもNoでもどちらでもいいのです。その決断をするのにどれだけの時間をかけているのか、ということが気になったりします。自分が、検討してください、と言われたら、即決断したくなるぐらいになりました。そのほうが圧倒的に物事はスピード感を持って進めることができます。これがいろんな事業を同時にする秘訣かなと最近思っています。検討をやめてできるだけ早く決断したいものです。

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