【小規模事業主の戦い方】コスパ・タイパの弊害

コストパフォーマンス、タイムパフォーマンスという言葉がある。費用対効果とか時間帯効果というのだろうか。投じたコストや時間に対してどれだけの成果があげられるか、は仕事人であれば、誰もがきになるところだと思うし、会社の経営者はそれらを目指すべきだと誰もがいう。その気持ちはわかるのだけど、僕はそういう言葉が嫌いだ。楽しく仕事をするということと、コスパ、タイパという概念は相反するような気がしてならないからだ。

無駄から学ぶこと、無駄だから楽しめること

一見、無駄と思えることに時間とお金を投じることには絶対に意味があると思っている。そもそも小さいころの遊びは無駄しかない。その中でいろんなことを覚え、学んできたはずだ。遊びの中で覚える、というはの仕事の中では実現しないのだろうか。常識人であれば、実現不可かもしれないけれど、やりたいことが見つかって、無我夢中になって仕事がやめられないというのは本来的な姿だと思うからだ。会社に入れば、どこかやらされ感があるし、それが強くなってくると、労働基準法などを持ち出したりして、自分の権利を訴える。それは大事だと思うけれど、そもそも仕事を楽しむという強い気持ちがないからだと思っている。かつての自分がそうだったのだけど。繰り返すけれど、仕事を楽しむという「強い」気持ちが大事なのだ。

自分の事業はコスパ・タイパが悪いもの

会社を飛び出し、自分の仕事を始めた当初は、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスなどという言葉はまったく消えた。投じた時間とコストと成果が圧倒的に釣り合わない時期が続く。自分はブラック企業でしかない。ただそれを繰り返していると、少しずつパフォーマンスが出てくることがある。そうやって仕事が作られていくし、事業がスタートするのだ。この概念がそぐわないのは、人と出会う場面だ。人と会うことの費用対効果って何か、ということだ。意味がなければ、効果がなければ、会わないということになるのだろうけれど、人と会うことの意味とか効果は、短期間で判断できるわけではないからだ。

まとめ

逆を言うと、バックオフィス的な事務作業は、タイムパフォーマンスが求められる。ITツールを使うとか、秘書代行などの外部の人に依頼するとか、して、自分しかできないことをやるための時間を確保しなければならないのだ。そういう業務に時間を使って人との出会える時間を確保しようとしないのは、本末転倒もいいところ。でも結構こういう人たちは多い。お金を使って時間を確保しようとするのか、自分でやって出費を減らそうとするのか。両者の差は極めて大きいと思うのだ。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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