【買取物語Vol.57】平成26年メルセデス・ベンツ A250
12月中旬にご依頼いただいたHさん。「今日、次の車が納車されるのですが、対応可能ですか」との内容。住所をお尋ねすると、ちょうど30分ぐらいで行ける距離で、しかも電車での移動の最中だったので、「そのまま向かいます」。とある高級住宅地にご自宅はありました。近くはよく通っているところ。対応されたのは奥さま。「今日の夕方に次の車を取りに行くのです」。何かなと思ってみるとレクサスとのことでした。
商談は短く、趣味は長く
査定をして金額を出すと「それでOKです。乗って行ってもらえますか」。書類を交わすと、今度は自分の服装やバック(パタゴニア&グレゴリー)をみて、奥さまが趣味の話を切り出してきました。奥さまはトレイルランをしていて、お互いが知っているランナーや大会が多くあることがわかり、楽しい時間でした。書類は次の日に取りに来ることで乗って帰りました。「いつもそんな買換をしているのですか」と聞くと、「だいたいそうですね、即日対応してくれるところって意外と少ないんですよね」とも。
自ら即決を選ぶ人たち
一括査定サイトを利用している人は、「業者に迫られて今日乗って帰られてしまった」みたいな人たちも多い中、Hさんのような人も結構いたりします。出会いは一括査定でもその後声をかけていただき、Hさんのような売却をする方もいて、ホントにそれぞれだなと思います。翌日、書類を取りに行くと、ピカピカのRXが駐車されていました。「まだまだ慣れなくて」。その後、雑談してから戻りました。
まとめ
愛着があることで金額にこだわる方と、逆に、愛着があっても今まで感謝を感じてわりとあっさり売却をする方がいます。自分だったら後者を選びたいなと思います。愛着は執着と紙一重で、執着が大きな決断の邪魔をすることはしばしばあるからです。モノは大事にしながらも、今まで自分のために活躍してくれたことに感謝を感じて、よい人につなげることを願うのがよいのかもと思っています。そういう意味では誰に売却するのがも重要な要素になると思うのです。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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