【買取物語Vol.83】平成26年 トヨタ ハイエース ロングDX

大田区は町工場の町として知られているのだけど(といってもかつてよりは激減しているけれど)、まさにそういう工場からの買取依頼でした。査定のときに会社の話を伺うと、建機のラジエーター部品を作っている会社、と担当のUさんは、ざっくばらんにいろいろお話くださいました。

Uさんとの会話

査定から2週間ぐらい経ってからご連絡をいただきました。「社長が会社にあまり来ないので承認がとれなかったのですが、OKなので、ぜひお願いしたい」とのこと。その際にも引取のときにもうちのイタリアンのことに触れていただき、「今年の暑気払いはそこだな、ワイン好きなんで」と言ってくださる社員の方もいて、ありがたいなと思いました。

昭和8年生まれの社長さん

引取日の社長さんにお会いしました。書類を見ると、昭和8年生まれ。90歳を超えています。「今はあまり会社に来ないので、、契約書を書く仕事ぐらいやってもらわないと」とUさんは笑って話していましたが、会社をここまで続けるのはどんな思いやら苦労とか喜びがあったのかなと想像します。

相場を知らない車やさんたち

そして引取の日にUさんは他社の状況も教えていただきました。びっくりするぐらい低価格のところもあり、ほとんど査定していないし、相場もみていないのではないか、と思えるレベルでした。お客さんからすれば、どこも、「車やさん」なのですけど、中身はまったく違うのだということと経験したようでした。もちろんウチが常に高いわけではないですし、そこを目指しているわけでもないけれど、相場をしらずに感覚で金額を出すことが普通という車やさんがいるのも事実です。

まとめ

Uさんとその会社の人たちとは今後もお付き合いさせていただきたいなと思っています。それにしても車の売却の際に、どうしてこんなに差がでるのが不思議ではあります。長いお付き合いを思う人もいれば、正直言って早く立ち去りたいと思う人もいます。会社員であれば、そこの感情を無にして、とりあえず作業としてこなすことが求められますが、自分の事業であれば、自分と相性の合う人たちを探し続ける旅とも言えるのです。それが楽しさの根源かもしれません。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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〜小規模事業の集中と分散の極意〜

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