【FC加盟】加盟までの時間から見る決断力と将来像
FC説明会の申し込みを受けて、時間を決めて、オンラインで説明するという業務をしていますが、説明会から決意表明をするまでの期間がとっても興味深く自分も勉強になっています。結論からすると、加盟する人は、説明会から1ヶ月以内にコンタクトがあります。逆を言えば、説明会から1ヶ月たった人の加盟率はだいぶ少なくなります。加盟する人たちは、その間に連絡をある程度の勢いをもって決断しないと、振り出しに戻ってしまう、ということを自覚している気がします。
新しい世界への一歩一歩は大変
説明会を2度やって詳細を聞いたものの、その後音沙汰ないという人もいます。説明会でちょっと夢を見られたかもしれないけれど、時間が経てば、そんな夢はあっという間に消え、日常に戻ってしまいます。その様子を例えると、太い大きな木にゴムが巻き付けられていて、そのゴムを腰にあてて、一歩一歩前進する感じ。幹から離れていくのは大きなチカラが必要だけど、ちょっと気を抜けば、あっという間に幹のほうに戻されていきます。説明会では、ちょっとずつゴムを巻いて一緒進んでいるかもしれないですが、自分が抜けたら、即日常に戻っていく、そんなイメージがするのです。
日常に戻るのは一瞬
決断する人は、そのゴムの一歩がそこまで重く強く感じていないか、ちょっと前進しているうちに、後戻りできない環境に身をおいている感じがするのです。人の記憶など、あっという間になくなるし、ちょっとテンションが上がったところでなにかを実行する間に消え去ってしまうのが通常です。自分の事業を手掛けている人たちはそういうことを経験済み。次へのステップも早いのは頷けます。他方、会社員の人たちは、そういう夢を見やすい反面、やっぱりそういう経験に慣れていないなあと思うのです。いちばんがっかりするのは、いろいろ説明したあとに後日連絡をもらって「会社でやりがいのあるプロジェクトを任されたので」などと言われることだったりします。そんな理由で起業を諦められるのであれば、ずっと会社にいたほうがよいというものです。
ビジネスの特性をいかにつかむか
時間があればよい判断ができるものではないですし、選択肢が多ければ多いほどよい決断ができるものでもないです。やるべきことは、集客と収益の構造を把握することです。集客はどれだけ困難なのか?どういう利益構造になっているのか?の概略を掴むのです。決断できる人は、そのあたりを把握してから、細かい質問へと移っていきます。自分が決断するために何を知ればよいかを知っている人とも言えます。といいつつも、今までに説明会から加盟まで期間が1年の人が2人います。
まとめ
いずれにしても、これだけ多くの人たちの決断の場に立ち会っていると、自分が進むべき方向がわかって、ホント意味のある、面白い仕事だなと思います。新しい世界に飛び込むのは、誰もが怖いわけで、それをどうやって乗り越えているのか、を知るのはまさに自分ごとです。これからもその決断までのプロセスを観察していきたいと思います。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
査定の問い合わせはこちらまで。ハッピーカーズ大田田園調布店をよく知りたい方はこちらまで。
〜小規模事業の集中と分散の極意〜

コメントを残す