【独立・起業】マーケットイン思考を身につけるには
飲食事業はサービス業なのだけど、その意識が希薄な人たちが結構いることに気づく。むしろそういう人たちが幅を利かせている業界だから、競争は激しく、苦しい業界になっているのではないかと思ったりする。特に作り手は、自分の作りたいものを作りたい傾向が強く、しかも採算をあわせる意識も希薄だったりする。マーケットインかプロダクトアウトかで言えば、後者の人たちが多いのが現実だ。この思想がサービス業をより困難にしている側面があるのかもしれないと思う。
ものづくりの人たちの職業意識
ただ、ものを作りたいという人たちは料理に限らず(編集者もそうだけど)、自分が作りたいものがあるからこそなり手があるというもので、それがない作り手は存在価値があるのだろうかとすら思える。それがものづくりの人たちの職業意識だ。ただ、それを事業として成立させる場合には、やっぱり採算とか買ってもらう人たちにニーズに応える必要があるのだけど、そのマインドチェンジが難しい。それだけ相手に気持ちを読み取ることが大変ということでもある。
お客さんのニーズとの交差はどこにあるか
自分が作りたいものとお客さんが望むものはどこかで交差させなければならない。誰も望まないものを作っても意味はないし、作り手の気持ちを無視してとりあえず売れ線を狙うのも、モチベーションが上がらなくなる。要はそのバランスだと思うのだけど、プロダクトアウトの人たちはそのバランスの取り方はうまくないと思っている。ではどうすればよいのか。最近こういうことを考えることが圧倒的に増えた。
まとめ
そのバランスの取り方を早く見出した人が事業を軌道にのせられるのは間違いない。自分の世界を突っ走っていく人たちは大方苦戦を強いられているというのが自分の見立てだ。人の心を読むのは終わりがない。人それぞれだし、いくらその気になってもまったく理解できない心理もある。ただ、それだけに自分の読みがピッタリのときには喜びを感じるし、気持ちを探ろうとするところに奥深さを感じられることもある。その喜びを感じている人は商売が早いと思う。それがなかなか難しいのだけど。とにもかくにも、今はこの課題に向き合い中。このマインドチェンジとかバランスの取り方を伝えるのは至難の業なのだ。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
査定の問い合わせはこちらまで。ハッピーカーズ大田田園調布店をよく知りたい方はこちらまで。
〜小規模事業経営の集中と分散の極意〜

コメントを残す